2017年4月21日金曜日

イダルゴ ラ・ヒターナ ブランコ 750ml

鶴首で待っておりました!
シェリーで有名なボデガス・イダルゴの
スティルワインです。
これ、ホントは2カ月前にリリースだったんです。
それが、通関切れて、品質検査したら、
あろう事か、異物混入と!?

なんと、その時のロットが全量返品となり、
ワイナリーでの再点検を経て、はれてリリースと。
いや〜待っておりましたよ、鶴の首のように、
首をなが〜く伸ばして。

なんで、そこまで思い入れがあるか!?
それは、このワインで使われる品種と作り方が
大文字屋の酒屋ゴコロを掻き立てるからなんです。

まず、品種は、
シェリーでしか「使われないはず」のパロミノと
スペインじゃレアなソービニオンブランです。
ウチの品揃えでも、スペインの白でソーブラは、
たったの1アイテムですもん。
ソーブラで珍しい所に、パロミノですもんね。
スティルワインで、パロミノ20%+ソーブラ80%。
もう、こりゃ唯一無二ですね^^

次にこのワインの醸造方法です。
なんと破砕したパロミノの初期発酵の段階から、
シェリーで使われた樽を使ってるんです!

パロミノの発酵に使われる樽は、
フレッシュさがウリのマンサニージャを
なんと、平均12年?!も熟成させた、
パサダ・パストラーナの熟成に使われた
樽を使ってアルコール発酵させてるんです。

木製の樽で発酵と言えば、
サンセールの白が有名ですが、
このワインは、シェリー樽発酵なんですよ~
それだけでもワクワクします^^

シェリー特有のナッティなニュアンスが
ワインに付くんですよ~~
加えて樽の苦味由来のバニラ感も。
ナッティでバニラのニュアンスもまとった、
シェリー屋さんが造るスティルワイン!

これは、ヤヴァイでしょ^^

でも、試飲しておりません^^
なので、じじばばDOSさんに納品即で、
グラスで一杯売ってもらいました。

先ず、香りです。パキ~~ンとした柑橘香に、
いかにもマンサニージャっぽい、
ほろ苦さを連想する香りがします。
ナッティとはちょっと違いますね。
少しスモーキィな香りですね。

口に含むと、バニラ香とフィノシェリーのニュアンス、
これらが入り混じって独特の風味になってます。
これは、想像以上でした。

キンキンに冷たいトコロからだと、
ギュッとしまった感じで、温度が上がり始めると、
レモングラスのニュアンスがじんわり。
その次に来るのが、樽のバニラとフィノのニュアンス

さらに温度が上がると、果実の旨味がじんわりと。

これは、期待以上の仕上がりですわ!

こりゃ、ホントにスゴイ^^

なんだか、ウレシイナ~楽しいな~
酒屋でよかったな~
そんな気分にさせてくれるワインです。
う〜ん、フルボディ^_^


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