2017年12月31日日曜日

五味葡萄酒 プティペントピア 赤


このワインも、ロングランテイスティングをしたわけなんですが、
3日目以降の味わいの変化がすごいですね。初日は、絶対かろや
系のライトボディと言わざるを得ない味わいです。コップで飲んで
喉で味わうワイン、なんて言ってもいいでしょうし、そういう飲み
方もアリですよね^^

でもでもでも!!3日目を境にライトボディはミディアムボディに
はっきりわかるくらいに味わいの深みや、複雑さが増してくるんで
す。6日目でも、果実の酸がしっかりしてるんで、ボケた味わいに
なりませんし時間をかけて楽しんでいただけると、いろんな発見が
あると思います。

上の画像は、4日目だったかな??ワインの味わいが、しっかり深
みを増してから合わせた料理です。これ、初日だったら、持て余し
てたでしょうね^^


このワインの本領発揮は3日目ですよ~冷蔵保存でお願いします!


五味葡萄酒 プティペントピア 白


甲州とデラウエアがつかわれているこのワインですが、いい意味で
軽やか系の喉で飲むタイプのワインですね。例によって、ロングラ
ンテイスティングしたわけなんですが、3日目を境に明らかに複雑
さが増して来ます。保存条件は、コルクを抜いてからは冷蔵庫に入
れっぱなしです。


2日目は、冷蔵保存なんで、そんなに初日との差が明確ではない
ですね。オドロキなのは3日目以降です。甲州種の苦み走った味
わいとか、スモーキィなニュアンスがそこここに感じられます3
日目以降も複雑路線は変わらず、美味しいと評価できる味わいの
変化が続きます。

上の画像は、通販のサービスでつけているハードパンなんですが、
クラストのゴリッとした食感と全粒粉の香ばしさが、複雑さを増
したこのワインとピッタリでした。

楽しめるワインです。是非ロングランで飲んでやって下さいな~

サングラン

このワインのとなり並んでる「ラ・スリシエール ルージュ」と同じワイナリー
のワインになります。どちらも「おお!!!」なワインで、即発注した
んですが、ラ・スリシエールは、現物で、サングランは通関待ちだった
のかな?1か月遅れでの入荷です。

品種は、カリニャン・ノワール、まぁ、カリニャンですね、の樹齢90年
の古木から収穫されたのが使われています。樹齢90年って、一本のブド
ウの木からどのくらい収穫できるんでしょうね・・・10房切ってるはず
ですよ。根っこが長く伸びて、地中のミネラル分をしっかり吸い上げて、
果汁に複雑な味わいをつけてくれてんるんでしょうね。

発酵は、ステンレスタンクが使われ低温に温度管理をして、ゆっくり醸し
をしてから発酵させています。熟成もステンレスタンクとなってますんで
果実の酸がキチンと残されています。香りの成分も、劣化することなく、
酸を感じるキュートな香りが維持されています。

口に含めば、干して煮詰めたようなドライフルーツを思わせる濃厚な果実
味とスモモを思わせる爽やかな酸を感じる味わいが絡み合っています。口
の中で広がる味わいの複雑さに頬が緩むワインですね。

是非、ラ・スリシエール ルージュと一緒にお買い上げ下さって、飲み比べてくだ
さいませ。どちらもチャーミングなワインに変わりはありませんが、品種
の違いがキチンと判る味わいなんですね。どちらも樽を使わないスタイル
なんで、違いが際立つと思われます。

是非に!!



2017年12月5日火曜日

ボッシェンダル ラローヌ シラーズ+ムールヴェードル

こちら、ただいま絶賛ロングランテイスティング中の南アのシ
ラーズです。
初日は、イロイロお肉なハンバーグと合わせました。普通のシ
ラーズって、グラスに注いで即だと、酸を感じない、まったり
した濃厚で真っ赤な果実味なんですが、こいつには、搾汁圧の
強いボルドーワイン的な収斂した酸や、タンニンが感じられる
んですよね。
とはいうものの、そんなに強くはないんですけどね。

ボルドーワイン的な菌類のニュアンスもほんの少し感じるんで、
キノコ系が合うんですよね。ハンバーグと一緒にシイタケを頬
り、ワインを飲むとお肉の旨味とシイタケの菌類のニュアン
が、もうピッタリです。

そうそう、最近ハマってる目玉焼きとも合わせてます。多めに
かける黒胡椒が、ホントにワインとの距離を縮めてくれてます。
このワインは、2~3日中にサイトに登録します。