2018年1月23日火曜日

レジ横コスパワイン、詳しく!

店内レジ右側には、「コスパワインの虎の穴」的な、激☆アツスポットが!
今数えてみたら、24アイテム載せてます。スクリューキャップの商品
もありますんで、気軽に飲んでもらえますよ~


サンタアリシアシリーズは、安定の美味しさですね~
左側2本は、スクリューキャップになってまして、扱いが楽です。
白ワインもですが、栓を開けて3日目の味わいが特に良いワインです。
日に日に美味しく変化していく味わいがスバラ~なのです。


ヒドゥンパール シラーズ 
ヒドゥンパール シラー+カベルネ+メルロー
デル・スール カベルネソービニオン レゼルヴァ 
ブェノスディアス メルロー(税抜き500円?!)
ブェノスディアス カベルネソービニオン(税抜き500円?!)

ブェノスディアスは、安すぎて通販サイトに載せておりません。
今のところ、この2本が当店最安値のワインになります。
安心してください、しっかりした濃度を感じるワインです。
飲んでから売ってますんで^^





はこだてわいん 年輪 白(価格は赤と同じです)


2018年1月16日火曜日

ボッテル・カピタニオ ロッソ・モリーゼ・リゼルヴァ

ボッテルカピタニオ

凝縮感のある煮詰めたような果実香と樽のバニラを感じる香ばしい
香りがワインの濃度を想像させてくれます。口に含むと、濃厚な果
実味と果皮の苦渋と樽のバニラが絡み合い、非常にリッチな味わい
です。空気と触れ合って甘さを感じさせてくれる濃厚な果実味も、
複雑さを感じさせてくれる味わいです。

合わせた料理は、豚軟骨の柔らか煮込みです。

↑クックパッドに載せてみました。お料理自慢の方は是非!

ヒドゥンパール シラーズ

ヒドゥンパール シラーズ
シラーズなんですが、注いで即でもカシスの様な酸を感じる果実味が
あります。空気と触れ合わせていくと、骨太なタンニンが湧き出しま
す。後味にじんわりカカオの風味も感じられ、リッチな印象のワイン
です。値段以上の味わいですね、こりゃ^^

強めに焼き〆た牛肉の焦げた油のニュアンスと、空気と触れ合ってタ
ニックになってきたシラーズの風味が絶妙な相性を感じさせてくれま
す。安いワインですが、値段を感じさせませんね、これ。

やっぱり合うんですよね、目玉焼き。黄身のコッテリ感が、赤ワイン
のタンニンを上手く否してくれますし、多めにふりかけた黒胡椒のス
パイシーな香味もシラーズのスパイシーな香りと合わさって、美味し
さ度が、数段上がります。お試しください、目玉焼き^^

2018年1月15日月曜日

Ch ジャノワベルヴュー 

Ch ジャノワベルヴュー

注いで即、香ってくるカシスを思わせるチャーミングな香りが好印象です。
注いで即を口に含むと果皮の苦渋が、程よく感じられ、フルーティな味わ
いを引き締めてくれています。

合わせた料理は、コストコのリブフィンガーを使ったピザです。

材料は、こんな感じになります。

味付けは、ニンニク塩麹、サワークリーム、赤味噌、グリーンカレーペー
ストです。

搾汁圧の強いワインに必ずある軸や種子のタンニンが茄子の青っぽさや
牛肉の脂の甘さにピタッとハマります。彩に使ってるカイワレのピリッ
としたスパイス感も果皮の油脂分に由来するスパイシーな香味とピッタ
リです。


このワインもですが、黒胡椒をたっぷり降った目玉焼きと合わせています。
ホント、ワインとチーズの関係くらいのピタッと感です。ワインの苦渋を
黄身のまったりした舌触りが上手く否してくれています。

このワインもロングランテイスティングをしておりまして、初日より2日目。
2日目より3日目と、日に日に味わいのステージが上がっていきます。
移り変わるキメの細やかな味わいが、楽しいワインです。

是非、3日目、飲んでみてくださいませ。シルキーですよ~



Ch ラフォレ ACボルドー ルージュ

シャトー・ラフォレ AC ボルドー・ルージュ
このインポーターのいわゆる金賞受賞ワインは、ハズレがない印象です。

以前のブログで、名前は出しませんが、とある酒販問屋さんが直輸入した
金賞受賞ワインを6アイテム、とりあえず買ってみて、自分で作った料理
と合わせてみて、おいしけりゃ仕入れよう、ってのをやってみたんです。
そしたら、6アイテム、すべて、超マズイ!!

普通、そんな事って、まず無いんですけどね~あって、6アイテム中1~2
アイテムが不味いとかなんですけどね^^全滅ってのも稀有なケースでし
た。

さて、ラフォレですが、注いで即だと、果皮の苦渋が硬くて、いい意味で
の飲みごたえ感を演出してくれています。搾汁圧が強いワインらしく、軸
や種子に由来するタンニンも、ギリギリの青っぽさ含みつつ感じられます。
少し前の「ボルドー美味しい基準」的な味わいです。

スワリングして、ワインと空気を触れ合わせると、カカオを思わせる心地
よい焦げ感も感じられ、リッチな印象です。

このワインも、ロングランテイスティングをしております。味わいの移り
変わりは、初日より2日目。2日目より3日目と、日に日においしさ度が
上がっていく印象です。一番顕著なのが、タンニンのキメですね。初日の
粗さが、日に日にシルキーな印象に変化していくんです。3日目以降も、
果実の酸がダレることなく、味わいの要素をつなぎとめてくれてる印象で
す。4日目以降にアフターに明確に表れる花梨のニュアンスが個人的にダ
イスキです。

合わせるなら、牛肉のイメージですね。画像の料理は、コストコのリブフ
ィンガーといういわゆる「中落カルビ」をニンニク塩麹と赤味噌で味付け
した料理です。スパイスには、グリーンカレーペーストを使っています。
ワインに含まれる青っぽいニュアンスが、ピーマンや人参の青っぽさとか
なり相性がいいんですよね。また、青唐辛子が使われているグリオーンカ
レーにも青さが含まれるんで、相性の距離感が、縮まります。


そうそう、是非とも試していただきたいのが、目玉焼きです。苦渋味が強い
ワインほど相性がいいように感じます。まるで、ワインとチーズの関係を思
わせる相性の良さですね。画像の目玉焼きには、マスタードスプラウトと言
う辛子の種を発芽させたものが散らされています。味わい的には、粒マスタ
ードのような辛さが感じられるんです。これが、果皮の油脂分に由来するス
パイシーな香味と合うんですよね~これが無くっても、黒胡椒をガリガリか
ければ、ワインの持つスパイシーな香味とピタッとハマるんで、是非お試し
下さい。

2018年1月5日金曜日

搾汁圧が強いと3日目以降が美味しいよ~

メルローのワインって、どんなイメージでしょうか?
カベルネソービ二オンとならぶ国際品種です。
本当に広い範囲で栽培されております。
品種として、やや乾いた気候を求めるカベルネと、
少しの湿度を好むメルローです。
土壌としては、水はけのよい畑を好むカベルネと、
粘土質を好むメルローです。
どちらも、国際品種として双璧をなしていますが、
指向性が真逆なんですね^^

味わいとしては、
カシスを思わせるチャーミングな酸が看板のカベルネと、
煮詰めたり干して味わいの密度を上げた、ドライプラムの
ような凝縮感のある果実味が特徴のメルローです。



メルローの初日は、味わいが開いていないことの方が多いですね。
この安☆ウマなメルローも、初日より断然3日目の方が味わいに深み
が感じられます。税込み679円です。樽熟成も、当然ですがされてお
りません。ワイン造りの大きな分類としては、搾汁圧の高いボルドー
スタイルですね。収穫したブドウの房のまま強い圧力でプレスされて
果皮や、軸、種子の見紙や渋さ、青っぽさも残さず果汁にまとわせて
発酵をさせていくので、色合いも深いものになりますね。


香りは、初日より、2日目、2日目より3日目が、練れた感じがして、
個人的に好みです。カベルネのカシス香とは、一線を画す、やや甘さ
を含んだプラムの香りと、ビターチョコの香ばしさ、マラスキーノチ
ェリー的な香り、オリエンタルなスパイス(クローブ)黒胡椒、ユー
カリなんかが複雑に絡み合った香りがします。

3日目を口に含めば、ちょっと驚きの凝縮感です。
品種特有の土っぽい感じ、芳醇な紅茶の渋、真っ黒なビターチョコの
心地よい苦味とドライプラムをグシャッと噛み潰したような甘さなん
かが口の中で混ざり合ってます。まぁ、リッチです^^

ワインは、価格でないなぁ~

率直に思えるワインですね。

なんとか3日目を!
すぐに飲まないで~