2018年10月9日火曜日

ベルベラーナ ドラゴン テンプラニージョ

インポーターのコメントによると、芳醇なフルーツのぶーけがあり、充実した果実味の「スペインワインらしいワイン」との事なんですが、はてさて・・・

確かに、香りは、華やかですし、味わいも、濃い目の果実感と適度な渋があって、バランス良好なんですが、ワインを飲みこんで、しばらくすると、口の中が、イガイガするくらいのタンニンが爆発するんです。

これ、不思議なワインですわ。

飲んですぐの段階だと、きっと仕入れていませんね。柔らかな印象だったのが豹変するかのような渋さです。歯がキュッキュ言う渋さ←伝わっていることを望みます。

でもでも、そう負い味わいを求めておられるお客様も一定数おられるわけで。

苦渋ワインがお好きな方は、ちょっと試してみられるのも一興かとおもいます。

テヌータ ロセッティ トスカーナ ビアンコ

トスカーナの赤ワインが果実味推しになった流れで、試飲会で横に並んでる白ワインも試飲してみましたら、グラスを二度見するくらいの爽やかさで、即仕入れ決定です^^

香りは、新鮮なグレープフルーツそのもので、味わいも香りの印象通りの柑橘系の爽やかな酸味を感じます。

口の中で温度が上がりだすと、パイナップルやマンゴーを思わせるじわっとした甘みも感じられて、味わいが分厚くなってきます。

冷たいと、キリッとした酸味で、そこから温度が上がるのに呼応して味わいが分厚くなるちょっとリッチなワインです。



アンティコ コッレ キャンティ・コッリセネージ 750ml

キャンティって、フルーティで中程度の濃度の、あんまり使いたくない表現なんですが、飲みやすいワインですよ、と説明するのが一番伝わるんじゃないかなぁ、とおもいます。

このワインも、見事にミディアムボディで、見事にシンドイ酸や苦味もなく、スルスルと飲めてしまいます。

ふんわり、柔らかな印象のワインですね。例えば、カカオっぽい味わいの イ・ムーリ ネグロアマーロなんかを飲んだ次の日にこのキャンティを飲んだりすると、メリハリのあるワインライフになるんじゃないかなぁ~って(笑)

ホッとする味わいのキャンティです。いかがでしょ?

アンティコ コッレ トスカーナロッソ 750ml

最近のトスカーナのワインは、理解しやすくなりましたよね~ちょっと前の、さびた様な色合いで、フレッシュさを全く感じない妙な渋さと酸味のなんともならない液体だったのが(あくまで私見です^^)2015年ころからでしょうか、赤系果実の濃い目で触れl主な酸味が感じられるワインがチラホラ出てきだして、それがいまや主流になってきています。
口に含んだ瞬間の印象も、チャーミングな酸味と、それを引き締める少しの渋が感じられる素直に美味しいと言える味わいです。
なので、合わせる料理は、トマト味のイタリア的な料理、ピザとか、パスタなんかが似合いますね。トマトの酸味と、ワインの味わいがリンクして、美味しさが増す感じでしょうか。
間口の広い親しみやすい味わいのワインです。美味しいですよ^^

レ・ペイロタン Vdp シラー 750ml

ボルドーやトスカーナの味わいが、果実味推しに傾いてきて、試飲会でも濃度の差はあっても、口の中がシンドくなるワインが減ってきている中でのこの味わいは、あっ、こんなのもあったねぇ~、いや、ちょっと前は、こんなのばっかりだったわ、と味わいの流行的な流れを感じたりします。

香りは、リアルに胡椒を感じるスパイシーなもので、胡椒をかけたら味わいが引き立つ料理に合わせるのがいいでしょうね。シンプルに牛肉を焼いて、黒胡椒と岩塩をかけて食べる所にこのワインを置いておけば、肉にかけた胡椒の香りとワインの香りがシンクロして、テンション上がりますよ~

苦渋ダイスキって言うそこのアナタ、コレですわ。

レ・ペイロタン Vdp メルロー 750ml

いや~久々のヒット??←でますね、疑問符(笑)ヒットでいいんでしょうかね、これは。

とにかく歯がギシギシ言うくらいのタンニンなんですよ。インポーターの資料によると、完熟したブドウだけを選んで3週間発酵と醸しをやって、ブドウの持つしなやかなタンニンとしっかりした骨格をワインにつけているとの事ですが、このゴリゴリのギシギシなタンニンをしなやかと呼んでもエエのか?????←何個もでますよ^^

インポーターによると、口に含むとたっぷりの果実味が広がるらしいんですが、モノスゴイ苦渋味が広がってからの果実味なんですけどねぇ。

苦くて渋くてな味わいを求める方には、かなりオススメなワインです。いかがでしょ?ゴリゴリですよ~


2018年10月5日金曜日

アラメダ シャルドネ

チリのシャルドネです。非常に安いんですが、しっかりした柑橘系の酸があり、食欲のスイッチを入れてくれます。口の中で温度が上がると酸が柔らかになり、バニラの風味がじんわり感じられます。

良くできた食中酒だと思いますよ~

2018年10月4日木曜日

ティレルズ オールドワイナリー ピノノワール 750ml


このワイン、大文字屋がセレクトするワインから一線を画している気もしなくはないんですが、こういう「しみじみ、シミウマ~」的なのも実は、好きなんです。グラスの色も、薄いですが、味わいの要素が、数多く感じられます。

柔らかな果実味と、それを支える華奢なタンニン。この華奢な感じが、何とも「しみじみ」してるんですよね~

そうそう、このワイン、商品名を隠して、ちょっと高めのキャンティですよ~なんて言われたら、品種は違えど、信じてしまいそうな味わいなんですよね^^

こういうしみじみ系も、たまには、いいもんですよ^^

ティレルズ オールドワイナリー シラーズ


さて、ビンテージが変わりまして、2016年のを飲みました。これ、断然良くなってますね~  

注いで即は、シラーズらしいまったりした赤い果実味なんですが、スワリングして、空気と触れ合うと、濃度が上がりだし、苦味と渋さが湧き出てきます。スモーキィなニュアンスも感じられますね。初めのまったり感は、どこへやら。

なかなかの飲みごたえ系のワインです。

香りは、果皮の油脂分に由来する胡椒系のスパイシーなものです。思わず、試飲リストに書いた「スバラ~」の文字が全てを語ります。美味しかったですよ^^

そうそう、香りが胡椒なんで、お肉。←これ、ワインを調味料の香りに見立ててペアリングする手法ですね。これは、お肉が主役で、ワインは、脇役です。なぜならば、引き立つのはお肉だからです。料理に合うワインですね。

大文字屋的には、ワインを主役にして、料理を脇役に置いたペアリングを提案させてもらいます。例えば、苦渋強めなシラーズに、ゴーヤチャンプルや青椒肉絲なんかの野菜の青っぽさが味わいの主になる合わせると、お肉や、ワイン単体で飲むときより、ワインの味わいの奥底に隠れている、軸や種子の苦味やエグみ、青さを顕在化してくれて、ワインの味わいの要素として感じさせてくれるので、明らかにワインの味わいのボリュームが上がっています。

重めのワインに青っぽい味わいの野菜料理、お試しください。きっとワインの新しい扉が開きます。

ステラー ランニングダック カベルネソービニオン 750ml

これ、久々に試飲リストに「バリ☆ウマ!!」って書きましたよ^^ここまで「おぉ!!」と来たのも久々ですね。

サクランボを煮詰めてジャムにしたような、練れた香りと、たる熟成由来のバニラ香に、オーブンで焼いた赤パプリカのような、甘さを含んだ青っぽい香りもかすかに感じます。

青っぽさが、ちょっと前のボルドーの美味しいワインに通じるエレガントな部分だと思います。ここに同じく果皮の油脂に由来する、胡椒を感じるスパイシーな香りも絡んできます。

基本、ブルゴーニュよりボルドー・・・いや、南西地区好きなんで、ボルドー的な美味しい表現に響いてしまいます。

ワインのイイカンジの濁り方も、南西地区的ですし、これをしてこその「バリ☆ウマ」なわけなんです。

きっと、多数派ではないにせよ「そうそう」と思って、ニヤニヤしてる人、必ずおられます。そういう方に是非。

これ、ウマイですよ。

で、ボルドー的なワインには肉と、いれば洗浄剤ならポリデント的に言ったりしますが、大文字屋は、是非、青っぽい野菜、例えば、ゴーヤ、ピーマン、パプリカが主役の料理を合わせてほしいです。葉物なら、小松菜なんかでしょう。青っぽさとほろ苦さが、ワインの持つ野菜っぽい味わいの要素を顕在化してくれるんで、ワイン全体としての味わいのボリュームが上がって感じれます。

少数派のみなさん、是非。
重たいワインには、野菜の青さを。
お試しください、新しいワインの扉ですよ、これは。

ランニングダック シラーズ

ステラー ランニングダック シラーズ 750ml
商品説明にも書いておりましたが、カカオをリアルに感じるココチヨイ苦味が看板のワインです。香りもカシスやブラックベリーを思わせる練れた果実香にカカオやバニラの香りが絡むリッチなものです。

口に含むと、カカオを感じる苦味と、黒いオリーブを思わせる風味と、凝縮感のある果実の酸があります。
ここからグラスの中で空気と触れ合わせていくと、苦味と渋さが次第に強くと言うか、濃くなってきます。

ハズレなシラーだと、飲めないくらいに渋くなるワインもありますが、ご安心下さい、ランニングダックは、心地よいレベルで苦渋味が安定してくれます。

ほろ苦さと、ドライフルーツ的な凝縮された果実感で、リッチな印象のワインですね。

そうそう、肉と合わせるのが定石のシラーズですが、ゴーヤチャンプルと是非合わせてみてください。ワイン単体だと感じられなかった、ワインの味わいの奥底に沈んでいた色んな味わいの要素が顕在化してくるんで、かなり、面白いですよ~

ウルフトラップ ロゼ 750ml

これ、ロゼワインを造ろうとして作ってるのかなぁ??

ロゼワインの作り方って色々ありまして、あっ、基本、赤ワインと白ワインを混ぜたロゼってのは、ありません。←とEUのワイン法では規定されています。(除シャンパンのロゼ)

「ロゼワインを造ろうとして」とは、最初からロゼワインを造るべく、ブドウを搾汁して発酵させるときに、果皮の色素がワインに移る前に引き上げたり、搾汁した果汁のみでアルコール発酵させて、はなっから果皮と果汁を分離してワインにしたり、赤の品種と白の品種を果汁段階で混ぜて発酵させたリ(Xワインの状態で混ぜる 〇果汁段階で混ぜる)して、「積極的にロゼワインを作っている」場合と

赤ワインの色合いをより濃いものにするべく静鎮させた赤ワインのタンクから上澄みを抜き出したものをロゼワインとしてボトリングしている場合があります。←副産物としてのロゼワインで、上澄みを抜く作業は、セニエ法って呼ばれています。

このワインは、セニエで出来ています。赤ワインの副産物的なワインですが、キチンと美味しいんですよ^^

そんな事は、まぁ、エエとして、このロゼ、冷たいと、キュッとした酸味で、辛口と感じるんですが、口の中で、温度が上がると、色んな果実の味わいの要素が開いて、ボリュームを感じることができます。

バランスの良い味わいは、合わせる料理を選びませんが、スパイスの効いたアジアンフードなんかでも、充分受け止めてくれるボリュームを備えています。

食事が楽しくなる爽やか+ボリュームなワインです。

リーベック シラーズ

 
リーベック シラーズ 750ml
たま~に、この会社みたいに、ワインが並んでるテーブルの色が白でない会場があるんですが、ワインの色合いが正確に表現できないんで困ります。あと、照明も自然光でなく、ぼわ~っと温かみのあるオレンジ色の明かりとか。なかなか現場の雰囲気を伝えるのって、難しいですよね。

さて、この南アのシラーズですが、クロスの色が青であることを考えても、かなり紫色を多く含んだ色合いなんですよね。真っ黒に色づいた果皮の色が目に浮かびます。

果皮の油脂分に由来するスパイシーな香りも感じますし、空気と触れ合ったら、シラーズらしい苦味と渋味も、ちょうどいいと感じるレベルですが、キチンと出てきます。

商品説明本文でも、お肉と合わせるのを推奨しているんですが、ここは、あえてゴーヤチャンプルなんかの、野菜の青っぽさやエグみを感じる料理と合わせてみてください。ワイン単体や、お肉と合わせていると気づかなかった、ワインの味わいの奥底に隠れてちゃ青さやエグみが前に出てきてワイン自体の味わいのボリュームが上がります。

シッカリボディのワインに野菜がメインのお料理を。←新しい発見がありますよ~~

2018年9月30日日曜日

レッド ツリー カベルネソーヴィニヨン

こういうのを「ジャミーなワイン」って言うんでしょうね、きっと。品種はカベルネソービニオンなんですが、その特徴をよく表していますね。

香りは、サクランボを思わせるチャーミングなもので、そこに樽のオークのニュアンスが絡んでいます。

口に含むと、濃厚な赤系の果実味です。

酸のニュアンスが、柔らかくまろやかな印象です。

こういうのを飲みやすいワインって言うんでしょうね。でも、飲みやすいって言ってしまうのも惜しいと言うか、そんなに薄っぺらな味わいじゃないんですよね~

酸の柔らかな赤系の果実味が基本ですが、そこほんの少しだけ絡む果皮や、軸、種子のニュアンスが味わいに奥行きを与えてくれてるんですよね。

合わせるフードに黒胡椒がかかってたりすると、ワインの香りの奥底に隠れていた、果皮の油脂分に由来するスパイシーな香りも、顕在化してくるし、飲みやすいで片づけちゃアカンと思います。

安☆ウマなワインですが、実に味わい深いですね、コレ。


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ワインをご注文下さると翌日トーストが最高に美味しい
↓こんなハードパン↓の半分カットが同梱されます。


ボデガス ルマーズ ルマーズ ロブレ

試飲会のリストをあらためて見ているんですが、試飲した時の印象が克明によみがえってきますね^^

口に、いや、グラスを口に近づけていった時の香りの華やかさと口に含んだ瞬間の、濃度を感じる赤系果実の味わい。

単に濃いと言うのではなくて、色んな味わいが、感じられる、例えば、果皮や、軸、種子なんかに由来する苦味と渋さが、ほんの少しだけ感じられ、味わいに奥行きを与えていますね。美味しい赤ワイン「でしょ?」とワインに問われているようです。

ワインをグラスの中で空気と触れ合わせて、開かせていくと、樽熟成由来のバニラのニュアンスも、ちょうどいい強さで感じられます。こういうのを「バランスの良いワイン」って言うんでしょう。

これは、是非飲んでもらいたい。酒屋の正直な気持ちです。


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2018年9月29日土曜日

カンフォラレス カベルネソービニオン

日差しの強いラマンチャのワインです。

香りは、なるほど、カベルネですね、ベリー香がしっかりしてきます。

口に含むと、ラズベリーを思わせるチャーミングな香りが鼻に抜けます。

味わいは、少しの苦渋が感じられるキレイな果実の酸が、あって、もう、いかにもカベルネなニュアンスです。

グラスの中で空気と触れ合うと、樽熟成由来のバニラのニュアンスも柔らかく感じられます。

ワインを飲みこんでもバニラの余韻が心地よく続きます。←このあたりが、リッチですね^^

空になったグラスにたまっている果実香と、バニラ香が、絡み合って、美味しいワインを飲んだなぁ~と。

素直に美味しいな、って思えるワインですね。


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2018年8月27日月曜日

生ビールサーバーの構造です。

瞬冷式サーバー 

瞬冷サーバー
これが、居酒屋さんとかで目にする生ビールのサーバーで「瞬冷式サーバー」と呼んでいます。上の写真の左側がその外観です。大きさは、冷却能力によって様々ですが、縦横それぞれ30cm、高さ50cm程度とコンパクトなサイズです。

上の画像の右側の銀色のコイル状の周りには銅の冷却液が循環している冷凍機がありまして、そこに氷が張った状態になって銀色のコイルを常に冷やしています。このコイルは10m以上の長さがあり、ビールはこのコイルの中を通り抜ける間に周りの氷水で瞬間的に冷却され、出口から出てくる時には飲みごろの温度になっているというわけです。

2018年8月15日水曜日

ファルネーゼ ロッソレアーレ I.G.T.テッレ・ディ・キエテイ

ファルネーゼと言えば、名古屋の大手インポーターが、それこそ、上から下まで幅広く輸入しいているワイナリーですね。この I.G.T.テッレ・ディ・キエテイは、一番リーズナブルな商品となってます。

リーズナブルですが、美味しくなくちゃ、酒屋のシゴトとしては、失格なんで、当たり前ですが、試飲会で飲んでから仕入れております。

まず、グラスの色です。赤ワイン好きなら、ず~~っと見ちゃう色合いじゃないでしょうか。引きこまれそうなルビーレッドのグラスを大文字屋もじ~~っとみてた事を思い出します。

グラスに花を近づけると、華やかなフルーティな酸と花の香りが混ざったような香りを感じます。

口に含めば、最初、チリチリした果皮の油脂分に由来する苦渋が感じられます。ワインが口の中で温まると、苦渋は、湧き出してくるベリー系の味わいにその位置を追われます。

サンジョベーゼ100%のワインです。品種の持ち味の良いところを最大限に引き出した味わいですね。

合わせるなら、トマト風味のパスタや、ピザなんかがピタッと来るんじゃないでしょうか。ワインの酸味と奥底に隠れている青っぽさが、トマトの甘さや青さと絡むと味わいの最前列に出てきてくれるんで、ワインの味わいを厚くしてくれます。

ワインとお野菜、意識して合わせてみてください。
味わいの変化が面白いですよ^^


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アラミス レッド タナ+シラー

さて、南西地区は、マディランのタナ主体の赤ワインです。マディランで、タナと言えば、AOC格だと、平気で3000円はしますよね~で、得てして、ソウイウシロモノは、グラスに注いで、かなりの時間が過ぎないと、本来の美味しさが発揮されなかったりします。高いのに、注いで即だと、正直美味しくないんです。

そんなアホなことあります??

大文字屋が提案するワインは、注いで即で美味しくなきゃ、ダメなんです^^

さて、基本的に苦くて、渋くてがホントのAOCマディランのタナ種から出来たワインなんですが、こいつはタナ75%のシラーが25%の比率でブレンドされてるんですよね。

シラーの開く前の酸を含まない真っ赤な果実感を上手に利用して、注いで即の硬さを和らげています。

空気と触れ合って行くごとに果実味がじわじわ出てくるので、最終、苦渋味は強く感じず、ふんわりした印象になってくれます。

できれば、ですが、このワインも、搾汁圧の高いワインに分類されるんですが、こういうワインは特に、栓を開けて3日目の味わいがピークだったりします。

丸くなったタンニンの向こう側に見え隠れする繊細な味わい。これを是非楽しんでください。

料理との相性ですが、タナやシラーは肉料理と合わせるのが定石とされています。これは、ワインを香辛料と見立てて、食材に、この場合だと、果皮の油脂に由来するスパイシーな香りを胡椒に見立てて、合わせています。ワインはあくまで脇役なんですよね。

大文字屋的には、ワインを主とする考え方で、敢えて野菜の青っぽいニュアンスと合わせるようにしています。

ワイン単体や、お肉とだと、ワインの奥底に隠れてしまっている果皮や軸、種子の青さやエグさが、前に出ません。

青っぽい野菜、例えば、ピーマンと合わせると、ワインの奥底に隠れていた青っぽいニュアンスを顕在化してくれて、味わいの要素として認識させてくれるんです。

つまり、ワインの味わいの要素が増えたように感じるんです。野菜と合わせると、明らかにワインの味わいに厚みが感じられるようになりますんで、是非トライください。




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2018年8月2日木曜日

ドメーヌアランブリュモン ガスコーニュ ロゼ

薄毛対策で、毎日全卵2個を使った目玉焼きを
食べております50を超えるとさすがにイロイ
ロな不具合が起こってくるんですよね^^

とにかく、薄毛問題は解決しまして、もはや目
玉焼きを無理して食べなくても良くなったんで
すが、これが、ワインと、とても合うんですよ
ね。

画像の目玉焼きには、赤と緑の粒胡椒がかかっ
てるんですが、胡椒のスパイシーな香りとワイ
ンの香りがシンクロして、ワイン飲みの心をく
すぐります。

ガスコーニュの白ワインは、コロンバールやグ
ロマンサンなどの、レモンを思わせるくらいの
ストレートで爽やかな酸味が特徴なんですが、
このタナ種からできているロゼにも、はっきり
した爽やかな酸味があります。

この酸味が、色んな食べ物との相性を良くして
くれてるんでしょうね。ホント、食べ物を選ば
ない印象です。

揚げたての唐揚げなんかと合わせたら、油の香
ばしい味わいと絶対ピッタリでしょうね。


2018年7月18日水曜日

インカ タナ・ローブレ ヴィンテージが変わりました!

インカ タナ・ローブレ、ヴィンテージが
2013年から2016年に変わりました。
元々の、ヴィンテージが2013年で、ゴリゴリ
のタンニンだったのが、2016年になって、ど
う変わったのか検証しました。

目玉焼きの画像が抜いて即の状態です。前の
は、真っ黒けだったんですが、濁ったルビー
色です。

香りは、花束っぽい感じにアルコール香が絡ん
でます。

あれれ?全然印象ちゃうやんか!?


口に含めば、少しアルコール感があり、煮詰
めた系の濃厚果実味です。

あれれ、そんなにタニック違うやん?!

スワリング少しで、味が変化しまして、めで
たくタニックなワインになりました。

ちょっと衝撃の色と味わいです。レッドペッ
パーのフルーティな香味となかなかの相性。
正直、まぢか…となってました。



30分経過で、一安心。満願寺の青っぽいニ
ュアンスがタナの奥底にあるエグみを顕在化
させてくれて、ワインの味わいの要素が増え
たように感じさせてくれます。

小松菜のすこしの青っぽいさ、人参の青さと甘さが、果実果実していないワインの奥底にある果実味のボリュームを上げてくれてます。凍らせてから調理したシメジも旨味が増して良かったな。

搾汁圧の強いワインは、3日目から本番の法則(←勝手に言ってます)に従って、明日のお昼が非常に楽しみなのです。

2018年7月9日月曜日

神吉って??

そう、京都の人でも読めない方いてるんで、
少々説明を。
神吉で「かみよし」と発音します。
環境的には、高原の盆地です。
盆地ゆえ、夏場の気温は楽に
30度を超え、
高原なので、熱帯夜が無いんです。
CA3G0615.jpg
小ぢんまりした盆地でしょ^^
この画像は、現行販売分の2011年度産の
刈取り前です。
よく寒暖の差が大きいと
おいしいお米が取れるんです。と、
お題目の様に言ってますよね。
さて、ホントのトコ、どうしていいの?
ハイ、クワシク!
稲は、8月初旬に穂が出ます。  こんな感じです。
20110910_2558823.jpg 
梅雨が明け日差しが強くなり始めるこの時点で、
上への成長が完了していることが前提です。
つまり、土壌に含まれる肥料成分が使い切られて
発穂している事が重要なんです。
これについては、あとで説明します。
豊かに充実した葉が、
「盆地」ゆえの、
昼間の30度を優に超える強い日差しを受けて、
活発に光合成をして養分を多く作り出します。
葉で生成された養分を、
種であるお米に移さなければならないんですが、
稲は25度以下にならないと
活動を止めないんです。
神吉は高原なんで
普通に真夏でも夜間は20度くらいまで
気温が下がり、
養分を効率よくお米にため込むわけなんです。
寒暖の差と言うより、本質的には
「昼間30度を超えて、夜間は25度を下回る」
という意味なんですね。
先ほど書いた、
「土壌に肥料分を使い切る事が重要」
についてなんですが、
お米の旨味は、葉が光合成で作り出した
「養分の旨味」なんですね。
もし、稲の上への成長が完了して
発穂してもなお土壌に肥料分が大量に
残っていたら、根っこから残留している
肥料分を吸い上げ続けるんですね。
夜間気温が下がって稲が活動を止めたら、
稲に吸収された残留肥料成分は、
ダイレクトに種であるお米に蓄積します。
つまり、
稲の茎や葉脈を育てる窒素系肥料成分が
種であるお米に蓄積するんです。
肥料とは元来窒素系化合物で、
製法が科学的であれば、化学肥料ですし、
家畜の糞等をバクテリアで有機発酵させる
有機肥料も製法が違うだけで、
同じように窒素系化合物なんです。
お米の重量を増やすだけなら、
土壌に多く残留肥料成分を
残せば、いいわけなんです。
ただし、お米の味が苦くなり
食べた人体に化学成分が
蓄積す事になります。
洗えば落ちる残留農薬より
食べれば蓄積する残留肥料の方が
問題は大きいと思います。

 20110613_2408422.jpg
これは、田植え直後の肥料過多のたんぼです。
化学肥料のやりすぎで
浮き草が大量に発生しています。
これだと、肝心の稲に栄養が行かないんで、
農家は何回も施肥をするという悪循環になり、
稲にも余った肥料がどんどん蓄積すると言う
最悪の状態になってしまいます。
これ、同じ神吉地区の別の農家の話です。
どこで作るかは、環境までの話であって、
結局、誰が、どういう考えで稲作をするかに
かかってきますよね。

ここいらで、話、長くなるんでおわりますワ。


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