2018年12月31日月曜日

シャトー ペイボノム ラ・トゥール 750ml


このワインは、フェイスブックやインスタグラムで仲良くしていただいている方からのリクエストにお応えしてラインナップに入れたワインになります。

こちらのお客様の一番のお気に入りは、シャトー ラ ポヂャッド カオールとの事なんですが、このボルドーの濃い口ワインとも味わいの共通項を見出すことができます。

どちらのワインにも言えることですが、塊感満載の苦味と、収斂した酸をあまり含まない渋味ですね。

ワインを空気と触れ合わせず、注いで即を口に含むと、硬い苦味と渋味を感じます。

グラスの中で、空気と触れ合わせてワインを開かせていくと、カシスや煮詰めたイチゴジャムを思わせる香りが、立ち上がってきます。

注いで即は、硬さのあった味わいも、キメの細かい凝縮感の高い果実味へと変化しています。華やかに開いた果実味を引き締める繊細な渋も感じられます。

そこにほんの少しだけ絡む、ピーマンやアスパラガスを思わせる青っぽさが、ボルドーのワインであることを強く主張していますね。

表現が不適切かもしれませんが、このボルドー的エレガンスの所以である青っぽさがないのは、きつねうどんに七味ふりかけずに食べるのに等しい物足りなさを感じます。

このワインもですが、搾汁圧の強いワインは、抜いたその日よりも3日程度時間をおいてからの方が、美味しさ度が上がりますね。果実味の目の詰まった感じや、そこに寄りそう真っ赤な花びらを噛みしめたような渋が、たまらなくエレガントなのです。

このワインを買われたら、是非3日間はかけて味わって下さいませ。日に日に目が詰まっていくワインの味わい、面白いですよ^^

2018年12月14日金曜日

2018年ウェブチラシ

今年も売ります!胴ツキ小餅
約1000g(小餅20個)¥1500

昔ながらの杵ツキなんで、しっかりした粘りとコシがあるので、
お雑煮なんかで煮込んでも、スープが濁ることはありません。
こんな感じにセイロで蒸してます

お吸い物ベースで♡お雑煮ククパにリンクしています。

こんな風に、お吸い物ベースだと、杵つきでないと、スープが、
濁ってお澄ましにならいんですよね~

関西風 白味噌のヘルシー雑煮☆ククパにリンクです。

こんな感じに関西風に白味噌仕立て。白味噌仕立てでも、」お餅が溶け
ちゃうと、興ざめですよね^^

白みそも、売ってますよ~   加賀白みそ 500g  500円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

寒くなったら、食べたくなっちゃう!!
玉乃光酒造 謹製 
純米吟醸酒粕   400g ¥260

20kgの大きな箱に入ってるのを400gに小分け
して販売しております。

年は、寒くなりそうです。人気商品ですので、在庫が
あるうちにお買い求めくださいませ~
て、酒粕を使って、何作りましょ?

「粕汁の具」の画像検索結果

石狩鍋風 かす汁

ここんとこ、エゲつなく寒い日が続いておりますんで、
鮭を入れて、石狩鍋風の粕汁、いかがでしょ??
柚子胡椒をさりげなく効かせて出すと、ポイント上がりますよ~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お雑煮の前に、忘年会ですよね~

忘年会と言えば、やっぱり欠かせないのが
イケてるスパークリングワインですよね^^

年末&年始は、スパークリングで景気よく!
家呑み&持ち寄りパーティに、大活躍です!!












スパークリングワインには、トーストしたバゲットで、
こんな感じにオードブル、いかがでしょ??
関連画像

お正月にも‼簡単オードブル♡ブルスケッタ

バケット・パンキッシュ★トースター簡単♪

バゲット自体は、そんなにこだわらなくてもOKですね。
スーパーやコンビニで買ったモノで問題ないですよ~
とりあえず、トースターで焼いて、何かをおしゃれに載せるだけで、
気分は、アガりますね^^

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

年末&年始は、やっぱり瓶でしょ!

普段は、缶ビールでも、年末年始は、瓶だと思うんですが。

ビールをグラスに、ついで、つがれて、ワイワイガヤガヤ。
これ、瓶じゃないと、ハマりませんよね。

かと言って、1ケース20本とかイランし。
こんな需要を受け止める6本単位での宅配なのです。

アサヒ スーパードライ 
キリン 一番搾り         
キリン クラッシックラガー
サッポロ黒ラベル 
大瓶633ml  6本¥1926  12本¥3822

アサヒ スーパードライ 
キリン ハートランド       
クラッシックラガー
サッポロ黒ラベル 
中瓶500ml  6本¥1632  12本¥3242
キリン スタウト 
小瓶334ml  6本¥1350  12本¥2670
緑色のプラケースに入れて納品します。
補償金別途
お気軽にど~ぞ。
パーティ的なお料理なら、こんなトコで?
「ローストチキン」の画像検索結果

ローストチキンレッグ☆X'mas☆


「ラタトゥイユ」の画像検索結果


どれも、そこそこ美味そうですね^^
案ずるより、作ってみるが易しです。
レッツ☆トライ!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2018年12月4日火曜日

TAPIZクラッシックシラーズ、野菜と合わせても美味しいですよ~



太らない食習慣という事で、野菜中心の、ワインもごはんもススム料理になります。

近所のかたからもらった家庭菜園で獲れた大根の葉っぱです。大根から分離してみると、結構な量で、一回で食べるのをあきらめました^^

と、いう事で、大根の葉っぱ1/2本分と、人参1/4本、あっ、ごぼうが抜けてますね。長さにして8㎝程度、太さは、2.5cm~3cmありました。

いつものように、火の通りの早さで具材を分類するんですが、今日は、大根の葉っぱ部が加熱時間1分で、それ以外は、2分半ですね。火の通る早さで分類した野菜類をオイルコーティングするんですが、普段使う油は、オリーブオイルですが、今日は、さらに軽いグレープシードオイルを使ってみました。

いつもの旨味出汁です。
ニンニク塩麹大さじ1
マヨネーズ大さじ1
乾燥タマネギ大さじ1
オイスターソース小さじ1~2
黒酢小さじ2~3
タバスコ・ハラペーニョソースひとふり
カレーパウダー小さじ1/2
水150ml
緑の強い野菜だと、特に、少しのカレーパウダーと黒酢が味付けに入ると、青っぽさが、美味しさに昇華するんで、是非。
大根葉以外でも、ほうれん草や、小松菜なんかに効きますんで。


表面を蓋をして焼しめた鶏ももにくは、フライパンに残る炒め汁も残さず時間のかかる方の具材と合わせておきます。
今回の分類は、大根の葉っぱとそれ以外の2つのグループに分かれました。
早い方の大根の葉っぱは、1分で、それ以外は、2分半です。

旨味出汁を良く溶かして蓋をして沸騰させます。具材にオイルコーティングをしておくと、中華の油通しと同じ効果があり、瑞々しさを残して火が通ります。
人参とゴボウは、繊維に対して縦にスライスして使います。
旨味出汁が沸騰したら、具材を入れて旨味出汁と具材を良く絡めて蓋をして1分半加熱します。

1分半の加熱が済めば、蓋を開け、大根の葉っぱを入れます。

1/2本の量で、こんなボリュームに。
これを、旨味出汁とすでに加熱している具材と絡めて蓋をして1分加熱します。

1分の加熱が終われば、取っ手つきのザルを使って旨味出汁と具材を分離します。

化学調味料を使わない・・・いや、老朽化した胃袋が化学調味料を処理しきれないんで、化学調味料を使えないので、旨味出汁をそのままにしていると、味わいのメリハリが感じられないんで、旨味出汁の量が半分くらいになるまで詰めていきます。

香ばしい香りが立って、旨味出汁の粘性も上がれば、火を消して分離していた具材を戻して、旨味出汁と良く絡めたら完成です。
黒酢とカレー、タバスコの混ざった味わいと、野菜の青っぽさが出会うと、調味料の個性が消えて、野菜の美味しさがグッと増すんで、お試しあれ。
今回合わせているアルゼンチンのシラーズですが、ワイン単体で飲んだり、お肉やチーズと合わせても感じなかった、ボルドーのワインっぽい青っぽさや、渋さが野菜の青っぽさと出会うと味わいの最前列に出てきます。
なので、元々のワインの味わいのボリュームがドカンと上がる感じですね。
重めの赤ワインと青っぽい野菜、アリだと思います。

2018年11月25日日曜日

シラーズと野菜も、味付けにこだわれば、相性良しですよ~

バートンヴィンヤーズ メタル ザ・ブラック シラーズ
ブラジル産の鶏もも肉を使ったいつもの旨味出汁炒めです。だいたい60gってトコでしょうかね。

このロットのニンニク塩麹は、前のヤツです。

茄子や、ピーマン、人参、ゴボウの青っぽさや、エグみを強調してくれるひとふりの緑のタバスコと、3ふりのカレーパウダー、大さじ1の黒酢が上手く存在を消して、野菜の美味しさを前に出してくれてます。

6つで148円だったかな?フレッシュの椎茸もいい仕事してくれたなぁ。

さて、60gのブラジル産鶏もも肉、美味いのか?臭くないのか?←別の小さなテフロンのフライパンで、表面の焼き〆をするんですが、全然臭さを感じませんね。国産のより味が濃い気がします。2㌔648円だもん、こりゃスーパーで鶏肉買えないわ。
.
合わせてるオーストラリアのシラーズ、抜いたのが、11月16日なので、8日目ですか。全然味わいがボケてないですし、詰まったような果実味も、なかなかのリキュール感で個人的には、ダイスキな分類ですね。結構な時間が経過してるんですが、ヒネた青っぽさも出てませんし、とは、言いながら、この料理を食べつつオーストラリアのシラーズを飲めば、単体で飲むと、ほぼ気づけないボルドー的なエレガントと呼べる青っぽさを感じる事が出来ます。

明日で飲み切りかな?これは、よく出来たワインですわ。

さっさと通販サイトに登録しなきゃです。


#西七お家ごはん #西七ワイン好き #西七料理好き #ワイン #デイリーワイン #ワインと共に #ワインと合う#料理 #男の料理 #お家ごはん #ワイン好き #ワイン好きな人と繋がりたい #pin

ヴァインインフレイム カベルネソービニオン

ヴァイン イン フレイム カベルネソービニオン

このルーマニアのカベルネですが、分類すれば、重めのミディアムってトコでしょうね。香りもカベルネらしいスパイシーさが絡んだ果実香です。

一般的に、赤のスパイシーで、重たい目のワインには「とりあえずお肉」的な合わせ方をしますよね。

これ、この料理の美味しさの基盤と言ってもいい業務スーパーの赤身スジ肉です。重さ的には、70~80gってトコでしょう。イイカンジの獣臭さもあったりします。

今までの合わせ方だと、こういう肉々しいのに黒胡椒をかけて「赤ワインは、こういうのと合わせなきゃ」なんて言ってましたよね。

しかし、しか~し、販売側の年齢が50を越えてくると、正直ここまで肉々しいのは、しんどくなってきます。

そこで、最近の酒屋の店舗で自炊は、野菜中心の料理になってきております「が」肉の旨味をしっかり野菜に乗せることで、野菜にもしっかりした肉の旨味をまとわせています。

上の画像のお肉ですが、強火で、香ばしさの演出をするために表面の焼き締めをしているんですが、その際、蓋をすることで、旨味の要素となる肉から出た炒め汁を蒸発させること無くしっかりキープしております。

野菜のアルデンテ食感を楽しむのが、最近の大文字屋のお昼なんですが、最適な火の通し加減を追求するべくそれぞれの具材を3つに分類しています。

上が、一番火の通りの遅い分類です。たまねぎ、ごぼう、ニンジン、茄子です。加熱時間は、のべ5分です。Aグループ

次は、下の右側キャベツの芯と焼き〆た赤身スジ肉で、こちらの加熱時間は、のべ2分です。Bグループ

一番火の通りの早いのが、下の段左側の柔らかなキャベツの葉っぱ部とピーマンになります。こちらの加熱時間は、60秒です。Cグループ

しっかり炒め汁をキープした赤身スジ肉は、キャベツの芯と一緒に炒めています。赤身スジ肉は、のべ2分間加熱されて、野菜全体に、いい感じの獣臭さ(牛脂臭)をまとわせてくれています。

↑このレシピの基礎になる旨味出汁です。上の緑色のは、タバスコのハラペーニョソースひとふりです。あとは、左から黒酢大さじ1、マヨネーズ大さじ1、オイスターソース小さじ2、ニンニク塩麹大さじ1、乾燥タマネギ大さじ1です。ここに水が150ml加わります。

旨味出汁が、沸騰したら、火の通りの遅い順に入れて、旨味出汁と良く絡めてから蓋をして加熱します。それぞれの具材には、オリーブオイルを絡めて表面をコーティングしています。こうすると、中華の技法である油通しをしたように、具材の瑞々しさを閉じ込めた状態で調理ができるんです。

Aグループを180秒加熱したら、Bグループを投入し、しっかり混ぜ合わせて蓋をした時点から60秒加熱します。60秒経過で、Cグループを投入し、全体を良く混ぜ合わせて蓋をして60秒加熱します。

最後の60秒の加熱が終われば、取っ手付きのザルを使って旨味出汁具材を分離して、フライパンに残った旨味出汁を半分くらいまで詰めていきます。

ボウルに分離した野菜には、余熱でどんどん火が通ってしまうので、詰めの作業は、スピード勝負になります。

画像程度まで詰まったら、分離していた具材を戻して、詰めて味わいの輪郭がはっきりした旨味出汁と良く絡めて完成です。

最後の詰めで、オイスターソースと塩こうじの、柔らかさのある塩味の輪郭がはっきりして、黒酢酸味や、ハラペーニョソースの刺激のある辛さの特徴が消えて、野菜の青っぽい旨味を強調してくれます。

元々のレシピは、五十嵐美幸シェフのスタイルがベースなんですが、中華出汁を使って味わいのメリハリをつけているんですが、51歳の老朽化した胃袋がかがくの味を処理できないため、このようなお手間要りなレシピとなっております。
青梗菜炒め←この料理をベースにしています)

ルーマニアのカベルネには、ボルドー的な青っぽいニュアンスもうまく紛れ込ませてあるので、黒酢酸味や、ハラペーニョソースがうまく演出してくれる野菜の美味しさとぴったりハマってくれますし、全体から感じられる牛脂の美味しさも、ワインのスパイシーな香味と良い相性です。

赤ワインなら、お肉←これもいいでしょう。

でもでも、上手く味付けすれば、野菜がメインの料理でも、楽しめますよ~是非、お試しを。


2018年11月18日日曜日

バートンヴィンヤーズ メタル・デュリフ

バートンヴィンヤーズ メタル・デュリフ
真っ黒なボトルに銀色の樹脂で出来た、ちょっと悪そうなラベルが貼ってあるオーストラリアのデュリフって品種で出来たワインです。抜いた初日は、11月11日です。

聞きなれないデュリフって名前なんですが、これ、アメリカだとプチ・シラーって呼ばれています。オーストラリアでは、デュリフと呼ぶんですと。

抜いた初日は、真っ黒な強い日差しに鍛えられた果皮の豊かな油脂分から、スパイシーな香りは撒き散らされます。ほぼお胡椒ですね^^これは、インパクト強めです。

味わいは、硬めの苦渋味と、煮詰めた果実味に樽のバニラがが絡み合って、ボリューミィでリッチな味わいに仕上がっています。



こちらは、11月13日の映像です。抜いて二日目ですね。注いで即の苦渋味は、ややまろやかさが感じられます。果実味には、ほんの少し果実甘さが出ています。ワインの濃度も、一段上がって、ミッチリした味わいに成長していますね。

このワインもそうなんですが、ピーマンや、人参、ごぼうの青っぽさやエグみと出会うと、味わいの奥底に沈んでいるボルドーっぽいエレガント(←と思います^^)な青っぽさや種子に由来する苦味なんかを味わいの最前列に引っ張り出してくれるんで、ワインの味わいボリュームが全開になって面白いです。

お肉の脂の甘さと香ばしさは、少ない量の、これは、牛の切り落としを使ってるんですが、しっかり焼き付けて味わいを引き出してから料理に加えているんで、重たいワインをお肉に合わせる的な考え方も、相手は、野菜なんですが、充分成立しています。

青っぽい野菜の美味しさを前面に出した料理と、フルボディの赤ワイン、面白いですよ~


バートンヴィンヤーズ メタル・ブラックシラーズ

バートンヴィンヤーズ メタル ザ・ブラック シラーズ 
さてさて、真っ黒なボトルに、ちょっと悪そうなシルバーの樹脂で出来たラベルが貼ってあります、このシラーズ、ザ・ブラックシラーズなんで言ってますが、光の当たり具合で、イイカンジのすみれ色に輝いています。これ、抜いた初日って事もあるんでしょうけどね。

2日目、3日目と日にちが経過しまして、
抜いた日にちは、11月10日ですので、本日18日は、なんと、抜いて8日経過です。撮影してる時間も夜間なので、名前通りの黒っぽい色合いですね。

さて、味わいですが、酸もボケてないですし、あっ、酸っぱいと言うことでなく、骨太の苦渋味と、リキュールを思わせる、煮詰めたような濃厚な果実の味わいをワインの根底にある果実の酸が、しっかり繋ぎ止めている印象です。

8日経過も、まだまだ味わいの輪郭もボケず、しっかりした濃度と苦渋味も健在なシラーズは、まだまだ楽しめそうです。

野菜が主体のお昼なんですが、少しだけ使う牛肉、豚肉、鶏肉の脂の香ばしさを、しっかり野菜に移す調理法なんで、スパイシーなワインの香味が、料理の味わいも押し上げてくれますし、この料理だと、使われている小松菜、ニンジン、ゴボウの青っぽいニュアンスや、苦味が、シラーズ単体だと、ワインの味わいの底に沈んだままの、ボルドーワイン的な青っぽいニュアンスを、味わいの最前列に引っ張り出してくれるので、ワイン全体の味わいのボリュームが上がって、面白さが増しています。

フルボディの赤と、野菜主体の料理の相性、面白いです。是非お試しを。