2018年8月15日水曜日

ファルネーゼ ロッソレアーレ I.G.T.テッレ・ディ・キエテイ

ファルネーゼと言えば、名古屋の大手インポーターが、それこそ、上から下まで幅広く輸入しいているワイナリーですね。この I.G.T.テッレ・ディ・キエテイは、一番リーズナブルな商品となってます。

リーズナブルですが、美味しくなくちゃ、酒屋のシゴトとしては、失格なんで、当たり前ですが、試飲会で飲んでから仕入れております。

まず、グラスの色です。赤ワイン好きなら、ず~~っと見ちゃう色合いじゃないでしょうか。引きこまれそうなルビーレッドのグラスを大文字屋もじ~~っとみてた事を思い出します。

グラスに花を近づけると、華やかなフルーティな酸と花の香りが混ざったような香りを感じます。

口に含めば、最初、チリチリした果皮の油脂分に由来する苦渋が感じられます。ワインが口の中で温まると、苦渋は、湧き出してくるベリー系の味わいにその位置を追われます。

サンジョベーゼ100%のワインです。品種の持ち味の良いところを最大限に引き出した味わいですね。

合わせるなら、トマト風味のパスタや、ピザなんかがピタッと来るんじゃないでしょうか。ワインの酸味と奥底に隠れている青っぽさが、トマトの甘さや青さと絡むと味わいの最前列に出てきてくれるんで、ワインの味わいを厚くしてくれます。

ワインとお野菜、意識して合わせてみてください。
味わいの変化が面白いですよ^^


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アラミス レッド タナ+シラー

さて、南西地区は、マディランのタナ主体の赤ワインです。マディランで、タナと言えば、AOC格だと、平気で3000円はしますよね~で、得てして、ソウイウシロモノは、グラスに注いで、かなりの時間が過ぎないと、本来の美味しさが発揮されなかったりします。高いのに、注いで即だと、正直美味しくないんです。

そんなアホなことあります??

大文字屋が提案するワインは、注いで即で美味しくなきゃ、ダメなんです^^

さて、基本的に苦くて、渋くてがホントのAOCマディランのタナ種から出来たワインなんですが、こいつはタナ75%のシラーが25%の比率でブレンドされてるんですよね。

シラーの開く前の酸を含まない真っ赤な果実感を上手に利用して、注いで即の硬さを和らげています。

空気と触れ合って行くごとに果実味がじわじわ出てくるので、最終、苦渋味は強く感じず、ふんわりした印象になってくれます。

できれば、ですが、このワインも、搾汁圧の高いワインに分類されるんですが、こういうワインは特に、栓を開けて3日目の味わいがピークだったりします。

丸くなったタンニンの向こう側に見え隠れする繊細な味わい。これを是非楽しんでください。

料理との相性ですが、タナやシラーは肉料理と合わせるのが定石とされています。これは、ワインを香辛料と見立てて、食材に、この場合だと、果皮の油脂に由来するスパイシーな香りを胡椒に見立てて、合わせています。ワインはあくまで脇役なんですよね。

大文字屋的には、ワインを主とする考え方で、敢えて野菜の青っぽいニュアンスと合わせるようにしています。

ワイン単体や、お肉とだと、ワインの奥底に隠れてしまっている果皮や軸、種子の青さやエグさが、前に出ません。

青っぽい野菜、例えば、ピーマンと合わせると、ワインの奥底に隠れていた青っぽいニュアンスを顕在化してくれて、味わいの要素として認識させてくれるんです。

つまり、ワインの味わいの要素が増えたように感じるんです。野菜と合わせると、明らかにワインの味わいに厚みが感じられるようになりますんで、是非トライください。




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2018年8月2日木曜日

ドメーヌアランブリュモン ガスコーニュ ロゼ

薄毛対策で、毎日全卵2個を使った目玉焼きを
食べております50を超えるとさすがにイロイ
ロな不具合が起こってくるんですよね^^

とにかく、薄毛問題は解決しまして、もはや目
玉焼きを無理して食べなくても良くなったんで
すが、これが、ワインと、とても合うんですよ
ね。

画像の目玉焼きには、赤と緑の粒胡椒がかかっ
てるんですが、胡椒のスパイシーな香りとワイ
ンの香りがシンクロして、ワイン飲みの心をく
すぐります。

ガスコーニュの白ワインは、コロンバールやグ
ロマンサンなどの、レモンを思わせるくらいの
ストレートで爽やかな酸味が特徴なんですが、
このタナ種からできているロゼにも、はっきり
した爽やかな酸味があります。

この酸味が、色んな食べ物との相性を良くして
くれてるんでしょうね。ホント、食べ物を選ば
ない印象です。

揚げたての唐揚げなんかと合わせたら、油の香
ばしい味わいと絶対ピッタリでしょうね。


2018年7月18日水曜日

インカ タナ・ローブレ ヴィンテージが変わりました!

インカ タナ・ローブレ、ヴィンテージが
2013年から2016年に変わりました。
元々の、ヴィンテージが2013年で、ゴリゴリ
のタンニンだったのが、2016年になって、ど
う変わったのか検証しました。

目玉焼きの画像が抜いて即の状態です。前の
は、真っ黒けだったんですが、濁ったルビー
色です。

香りは、花束っぽい感じにアルコール香が絡ん
でます。

あれれ?全然印象ちゃうやんか!?


口に含めば、少しアルコール感があり、煮詰
めた系の濃厚果実味です。

あれれ、そんなにタニック違うやん?!

スワリング少しで、味が変化しまして、めで
たくタニックなワインになりました。

ちょっと衝撃の色と味わいです。レッドペッ
パーのフルーティな香味となかなかの相性。
正直、まぢか…となってました。



30分経過で、一安心。満願寺の青っぽいニ
ュアンスがタナの奥底にあるエグみを顕在化
させてくれて、ワインの味わいの要素が増え
たように感じさせてくれます。

小松菜のすこしの青っぽいさ、人参の青さと甘さが、果実果実していないワインの奥底にある果実味のボリュームを上げてくれてます。凍らせてから調理したシメジも旨味が増して良かったな。

搾汁圧の強いワインは、3日目から本番の法則(←勝手に言ってます)に従って、明日のお昼が非常に楽しみなのです。

2018年7月9日月曜日

神吉って??

そう、京都の人でも読めない方いてるんで、
少々説明を。
神吉で「かみよし」と発音します。
環境的には、高原の盆地です。
盆地ゆえ、夏場の気温は楽に
30度を超え、
高原なので、熱帯夜が無いんです。
CA3G0615.jpg
小ぢんまりした盆地でしょ^^
この画像は、現行販売分の2011年度産の
刈取り前です。
よく寒暖の差が大きいと
おいしいお米が取れるんです。と、
お題目の様に言ってますよね。
さて、ホントのトコ、どうしていいの?
ハイ、クワシク!
稲は、8月初旬に穂が出ます。  こんな感じです。
20110910_2558823.jpg 
梅雨が明け日差しが強くなり始めるこの時点で、
上への成長が完了していることが前提です。
つまり、土壌に含まれる肥料成分が使い切られて
発穂している事が重要なんです。
これについては、あとで説明します。
豊かに充実した葉が、
「盆地」ゆえの、
昼間の30度を優に超える強い日差しを受けて、
活発に光合成をして養分を多く作り出します。
葉で生成された養分を、
種であるお米に移さなければならないんですが、
稲は25度以下にならないと
活動を止めないんです。
神吉は高原なんで
普通に真夏でも夜間は20度くらいまで
気温が下がり、
養分を効率よくお米にため込むわけなんです。
寒暖の差と言うより、本質的には
「昼間30度を超えて、夜間は25度を下回る」
という意味なんですね。
先ほど書いた、
「土壌に肥料分を使い切る事が重要」
についてなんですが、
お米の旨味は、葉が光合成で作り出した
「養分の旨味」なんですね。
もし、稲の上への成長が完了して
発穂してもなお土壌に肥料分が大量に
残っていたら、根っこから残留している
肥料分を吸い上げ続けるんですね。
夜間気温が下がって稲が活動を止めたら、
稲に吸収された残留肥料成分は、
ダイレクトに種であるお米に蓄積します。
つまり、
稲の茎や葉脈を育てる窒素系肥料成分が
種であるお米に蓄積するんです。
肥料とは元来窒素系化合物で、
製法が科学的であれば、化学肥料ですし、
家畜の糞等をバクテリアで有機発酵させる
有機肥料も製法が違うだけで、
同じように窒素系化合物なんです。
お米の重量を増やすだけなら、
土壌に多く残留肥料成分を
残せば、いいわけなんです。
ただし、お米の味が苦くなり
食べた人体に化学成分が
蓄積す事になります。
洗えば落ちる残留農薬より
食べれば蓄積する残留肥料の方が
問題は大きいと思います。

 20110613_2408422.jpg
これは、田植え直後の肥料過多のたんぼです。
化学肥料のやりすぎで
浮き草が大量に発生しています。
これだと、肝心の稲に栄養が行かないんで、
農家は何回も施肥をするという悪循環になり、
稲にも余った肥料がどんどん蓄積すると言う
最悪の状態になってしまいます。
これ、同じ神吉地区の別の農家の話です。
どこで作るかは、環境までの話であって、
結局、誰が、どういう考えで稲作をするかに
かかってきますよね。

ここいらで、話、長くなるんでおわりますワ。


2018年5月15日火曜日

テラノブレ ピノノワール レゼルヴァ 安ウマ ピノノワール

今日のお昼は、イワシとゴボウ、人参を加圧で10分
蒸して骨まで柔らかくしまして、特濃トマトジュー
スと赤味噌、グリーンカレーペースト、バジルペー
スト、三温糖で味付けまして、少し、こちらは、常
圧で煮立たせて味を含ませました。イワシは、ホン
トに身が脆弱なんで、骨まで柔らかくしようと加圧
で煮込むと、バラバラに粉砕してしまいますが、加
圧で蒸すと、崩れる事なく仕上がります。

今日は、チリのピノがロングランテイスティングに
加わりました。この銘柄は、ビンテージが変わりま
して、それに伴ってエチケットのデザインも変わっ
てしまったので、味わいのチェックを兼ねてのテイ
スティングとなりました。前のビンテージの味わい
と、この2016年の違いは、グラスの二度見が不可避
なくらいです。明らかに果実味の密度が上がって
ます。ワインの色合いも、明らかに深くなっていて、
柔らかなタンニンが絶妙に果実味に絡んでいます。

イワシの下には、ゴボウと人参が入ってます。トマ
トと赤味噌は、赤ワインに合うのが良くわかります
が、根菜のニュアンス、特にゴボウの味わいが赤ワ
インに合うなぁ〜と思うんですが。果実味なピノと
合ってましたわ。

2018年5月10日木曜日

クロ・ビュザオ メルロー

ただいま栓を開けて2日目になります。正直言いますが、
初日の印象は、全然よくありませんでした。何でしょう、
イマイチ、パッとしないんですよ。

でも、2日目は、ノックアウト状態ですね、これ^^味
わいがとてもなじんだ感じです。高級な紅茶の渋を思わ
せる芳醇で上質な渋が、なんともたまらないあじわいで
す。ガサツだった初日のタンニンは、突然シルクを思わ
せるキメの整ったココチヨイ渋に昇華していました。こ
れは、なんともドラマチックな変化ですね。
このワインもスパイシーな香味が載っていまして、牛肉
に胡椒をかけて食べる、シンプルでダイナミックなフー
ドにぴったりハマりそうです。
なかなか、東欧、あなどれまんね。