2021年12月31日金曜日

コドルニウ バルセロナ ブリュット・ロザート

この価格で、シャルマでなくて、瓶内二次発酵なんて、
ちょっとやりすぎな感じがしなくもないんですが、スペ
インで初めてカヴァを作ったボデガなんで、価格安くて
も、大事なポイントは、外さないです。

普通は、フルートグラスで飲むんですが、最近、スパー
クリングワインをデキャンタして飲むというスタイルも
注目されだしてます。

内面積の広いグラスで、スワリングして、ワインに空気
を含ませ、余分な炭酸を抜くことで、フルートグラスで
は表現できなかった味わいを引き出せるんです。

赤い果実を思わせる華やかな果実香がフワッと立って、
ビスケットを思わせる発酵香も絡んできます。

スワリングで丸くなった泡感がさらにクリーミィに感じ
られます。柔らかな酸味と果実感に果実甘さが加わり、
アフターに果皮の苦みが戻ってきて、口の中をリセット
してくれます。

ワインが好きなすべての人が、首を縦にふる美味しさの
共通項が、しっかりあるワインです。


 

ディーキンエステイト シラーズ

オーストラリアのシラーズは、キホン美味しいんです
が、このワインもその例にもれず、しっかりしたボデ
ィがあり、ワインを飲んだという満足感にひたれます。

グラスに注ぐと、元気のいい赤い果実香がふりまかれ
ます。注いで即を口に含むと、柔らかな酸味と、濃厚
な果実味が感じられます。

ワインをグラスの中で空気と触れ合わせて、開かせて
いくと、割としっかりした苦渋味が盛り上がってきま
す。果実味と合わさってカラメルを思わせる深い味わ
いが楽しめます。樽のバニラ感もあって、リッチな味
わいのワインですね。

シラーズは、スパイスが効いた料理との相性がいいの
で、唐辛子やカレーなんかが効いた料理、お試しくだ
さい。


 

2021年12月10日金曜日

2018年のニュージーランドのピノです

 

インヴィーヴォのカジュアルライン、マナ バイ インヴィー
ヴォのピノノワールです。ちなみに、税抜き1570円→税
込み1728円

安いよなぁ。

グラスに注ぐと、ベリー系の香りに、ボルドー的なスパイス
感も少し絡んできます。

注いで即の、空気と触れ合わせていない状態で口に含むと、
ほぐれていないミネラルが、少しの抵抗を感じさせて、飲み
ごたえ感を、ほんの少し主張してきます。

グラスの中で、空気と触れ合って、温度も上昇しだすと、イ
チゴやスモモの酸を含んだベリー香が立ちのぼります。

この時点で口に含むと、ミネラルがほどけて、香りの印象通
りの優しくて、爽やかな、そう、いい感じに熟れたすももの
酸味と、柔らかな果実感、イチゴの甘さなんかが口いっぱい
に広がります。

ワインを飲み込んで、果実甘さを含んだ余韻を〆てくれる、
ほんの少し収斂した酸とほろ苦さが戻ってきて、口の中を
リセットしてくれて、何か摘まもうか、次のグラスを飲もう
か、なんて気分にさせてくれます。

アフターが、ダラダラと引きずらないんで、食中酒として評
価できるワインです。トマト味の食べ物、パエリアなんかの
海鮮風味の食べ物なんかと合わせたいワインです。


2021年12月7日火曜日

キンタ・ド・コーレイヨ 赤←チャーミングですよ~

 まず、このかわいい見た目、どうですか?

これを試飲会で見つけたワタクシは、もう
一目ぼれでしたね。(あくまで酒屋として
ね)
だって、売りやすいですよ~かわいいんで
すから。
と、テンションも高らかに、テイスティン
グですワ。
グラスから立ち上る甘い香りです。すもも?
そんな印象でしたね。少し酸を含んでます。
色合いは、鮮やかな赤です。きれいな赤って
これですよ。
で、ひとくち・・・
香りや、色合いを全然裏切らないかわいい味
わいで、キュッとした果実味です。⇒可愛か
ったんですが、2015年度は、スパイス香と、
 中くらいのタンニンで、中身が違うのか?
 ってしまうくらいです。
醸造の工程で木の樽を使わない アン・ウッド
である事が、よく解ります。
ワイナリーのフレッシュな果実味を存分に!
というメッセージが、よく伝わります。

 2015年度のワインに何が起こったんでしょ
う。 抜栓3日経過で、まろやかな渋に成長する
感じ です。これは、これでアリ^^

果実の味わいが全ての、アンウッドなんで、
収穫は手作業で行なわれ、選別も入念です。
果実のおいしさを、余すところ無く表現す
べくフィルタリングは、非常に緩やかです。
このワインをスキだ!と言う方は、
ニューワールドのピノ で近しい味のワインが
あります。
ニューワールドの元気なピノが好きなお友達
がいれば、絶対ウケますよぉ~
バカウケ必至です^^

 

TAPIZ カベルネソービニオン

「四国の超マイナーなインポーター」って
書いてます通り初老のおじいさんが社長さ
んの会社のワインです。扱ってるワインも
このタピス一社だけなんです。

なんともコアな会社でしょ^^

2013年のワイン関西ってイベントで、
会場をふら~っと歩いてて、偶然立ち寄っ
たんです。

アルゼンチンのワイナリーで、販売しやす
い価格のワインを探してたのもあり、とり
あえず、試飲してみようってカベ・ソーを
飲んで、もうビックり^^

すばらしいバランスだったんです。

ワインをグラスに注いで即、口に含むと、
味わわれるのを拒んでるかのような、ゴツ
ゴツとした硬いニュアンスがあります。

これは、アルゼンチンのワインには、無い
と淋しい種類のものです。ここからワイン
が空気となじんで柔らかくほどけていく様
は、なかなかのドラマなんですよね。

開いていく過程で、樽由来のカカオを思わ
せるニュアンスや、果皮由来の渋が、紅茶
の芳醇な渋へ姿を変えていくのが、現れて。

それぞれが、複雑に何重にも重なっていく
んです。

マイナーなインポーターだからこそ、扱っ
ていかないとね。

まさに掘りだしものなんですから^^


TAPIZ マルベック(出会い)

2012年くらいの色んなインポーターが一堂に会する
イベント「ワイン関西」で出会った、アルゼンチンのワ
インTAPIZです。

輸入は、四国は松山の村口商店さんです。へ?松山??
そう、愛媛は、松山の会社です。いかにもワイン関西な
出会いですね^^

これ、本当に「隠れた銘品」ですよ。 試飲会で、こいつ
を発見した時の感動を思い しますね。

試飲会で担当の方から、グラス に注いでもらった時の印
象は「これまたエ ライ色やなぁ~」でした。

赤紫色してるん です。かなり鮮やかなんで、果皮の渋味
も、 だいぶ入ってるんとちゃうん?と、勘ぐっ てしまい
ましたが、さにあらず、全く角が、無いんです。

これは、アルコール発酵の前に低温で 色素(アントシア
ニン)とアロマを1週間 ほどかけてワインに取り込ませて
あるんで、 見た目の割りに、口当たりが柔らかいんです。

香りの方は、ラズベリーを思わせる キュートな雰囲気で
す。

柔らかい口当たりのもう一つの理由は、 100%全量を
マロラティック(乳酸)発 酵している点ですね。

アルコール発酵は、酵母が主役ですが、 マロラティック
発酵は、乳酸菌、つまり バクテリアが主役なんです。こ
のバクテ リアである乳酸菌が、ワインの酸で、強 い刺激
を持つリンゴ酸をやわらかな味わ いの乳酸に変換します。
この点も、口当たりの柔らかなワインに なっている所以
ですね。

アルコール発酵、乳酸発酵を ステンレスタンクですませ、
熟成は、3回使用した樫樽で 10ヶ月行われます。 飲み
やすいだけじゃない、複雑な味わいが、かわいさの中に潜
んでいます。

しかし、全く未熟な青さを感じませんね。

畑を管理する人の、仕事への拘りを感じ ます。 完熟度合い
の見極めと、厳格な果実の選別に感謝!


2021年12月4日土曜日

TAPIZ シャルドネ

アルゼンチンのシャルドネになります。
現状販売しているのは、2019年なんですがね^^

この2015年ですが、まぁ、見事な熟成を見せています。

まず、香りですが、とがった酸は感じられず、甘い蜂蜜の
ニュアンスが、前に出ています。

口に含めば、辛さを感じさせる酸ではなく、柔らかな、ゆ
ったりした果実感があり、口の中で温度が上がると、明確
な蜂蜜のニュアンスが顕在化されます。

いい感じの熟成感です。

現行の2019年ですが、ここまでの蜂蜜感は、ない可能
性が高いですが、味わいのボリューム感はあるはずです。

別にセラーでなくとも、27~8度以下の環境、そう、流
しの下にでもしまっておいて下されれば、いい感じの熟成
感が楽しめると思います。

このブランドのワインは、ホント、美味しいんで、他のセ
パージュも、ぜひ。