セパージュは、グルナッシュが70%で、
シラーが30%です。
葡萄の完熟度が問題でしょうが、シラー
が、逆の比率なら、最大公約数なワイン
にならなかったかも?です。
果実味優先で、タンニン少々のグルナッ
シュを多くして、タンニン優先のシラー
を少なくしてる、このあたりのバランス
が、最大公約数のゆえんなんでしょう。
これで終わりだったら、ツマンナイワイ
ンなんですが、そんなことが、あろうは
ずも無くですよ^^
あまりにも最大公約数な基準で、個人的
には、モヒトツなんですけど、ロバート
・パーカーさんの超有名なあの本、ワイ
ン・アヴォケイトの評価ポイントが高い
んです。
2005 90pt(NO169 Feb2007)
2005 92pt(NO175 Feb2008)
2006 90pt(NO181 Feb2009)
2006 90pt(NO178 Aug2008)
2007 91pt(NO183Jun2009)
2009 90pt(NO190 Aug2010)
だから、「美味いのか?」なんですけど
ね^^
実際この価格帯で、この得点。
これってスゴイですよ。
さて、このワインの味わい、これが、ま
さに「ローヌの美味い」のモノサシです。
極端な言い方だと、「スプ~ンですくえ
る」ようなワイン。
大文字屋的言い方なら、ケチャップような。
グラスを光にかざしても、当然、向こう側
は、見えません。とびっきり濃厚な果実感
を伴って、口腔を通り過ぎ、感じる後味は、
樽のニュアンスです。
ヴァニラとか、たばこ、レザーなんかです
ね。←あくまで「ニュアンス」です。
皮ベルトの味がリアルにしたら、悲しいで
すし、それを売って「しまった」と後悔す
るのは嫌ですし^^
誰にでも受け入れられて、それでいて、積
極的に「味を探れば」発見がある。このあ
たりが、大人気である理由でしょう。
ローヌのワインの特徴である「獣」のニュ
アンス、これも、完備されてます。
リアルに獣の味が、って、獣ってどんな味?
平たく言えば、シャウエッセンとかのイメ
ージですかね^^
お肉の脂、その香ばしさなんかです。
このワインには、意識して味を探る事が前
提ですが、ちゃんとあります、獣のカンジ
が。
大文字屋サン、これって美味しいワインな
ん?←ハハハ、獣って、あくまで「隠し味」
ですから^^
冗談は、さて置き、このワインのバランス
感って秀逸ですよ。
まぁ、飲めばわかる。
なんや、この長ったらしい、ど~でもエエ
話は!結局「飲めばわかる」って!
まぁ、そう言わずに、飲めばわかります^^
そんなワインです。
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