表題にある通り、チリのシャルドネは、樽を
使ってるワインが多いですね。
で、その味わいの方向付けが、デフォルメさ
れた様に極端^^
確かに試飲会で、よく口にする味わいですよ
ね。でも、そういうワインは、大文字屋の好
みから外れるんで、まず仕入れませんけどね。
さて、このエスピノですが、こいつは、発酵
から熟成まで終始ステンレスタンクが使われ
ています。
なので、酸がビッとキレた感じです。
これについては、MLF、マロラクティック
発酵がなされてないのも要因の一つでしょう。
ん??マロなんとかってワカラン??
ですよね、ですよね^^
平たく言えば乳酸発酵です。
乳酸菌が、シャープなキレた味わいのリンゴ
酸を、まろやかな乳酸に変えるのがMLFな
んですが、このワインは当たり前ですが、乳
酸菌も添加しませんし、低温で発酵させるん
で、リンゴ酸も温存されてるんですよね。
キンキンに冷たいところから呑み始めると、
温度に呼応する味わいの変化が楽しいワイン
です。
最終甘ったるくダレないんで、次のつまみへ
のひとくちがススミます。
箸を止める事の無いナイス食中酒なのでした。
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