2018年4月9日月曜日

塩水選の様子

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今年度も動き出しました。
↑この画像は、いつもトイレをしてる所の梅です。
3月30日なんですが、大文字屋のある京都市内
?いや、京都市街では、桜の開花が始まってるん
ですが、このあたりは、まだまだ梅の満開って感
じです。
ちなみに、ここも実は、京都市内なんですよ~

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3月30日は、
契約農家の松崎さんが「塩水選」(えんすいせん)
をされるんで、取材に行きました。毎年お邪魔し
てますねぇ。今年も段取りは同じです。

そもそも塩水選とは、どんな作業かと言いますと、
去年獲れたお米を今年の種もみとして使う際の種
の選別です。

モミのついた状態の米を塩水につけて、中身の詰
まっていない発芽しない米が浮かんでくるのをザ
ルですくって分けるんです。

荷台に乗ってるのが、去年のモミの付いたお米で
す。

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桶に塩を溶かし込んでます。

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塩の濃度は、生卵が浮かぶ程度です。
大体海水より少し塩辛い濃度だそうです。

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大きなザルに種もみをいれます。

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塩水につけて、グルグルかき回します。

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結構な量のモミが浮いてきますね~
ザルですくって分離します。

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手前の真水が入った桶で、モミをゆすいで、塩分
を落とします。

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網の袋に入れて、塩水選、終了です。

稲と言うのは、面白い植物で、
同じ土地でできた種を繰り返し植えて、造り続け
ると、大体10年もすると、元々の品種の特徴が
薄れていくんです。

それを防ぐために「原種入れ替え」と言う作業を
するんです。原種とは、農協が管理しているコシ
ヒカリの種モミを指します。

当店契約農家さんは、田植えに使う種もみの3分
の1に新しい種である原種を使ってもらってまし
て、三年で原種が入れ替わるようにしてもらって
ます。

地味な作業ですが、これを怠ると、コシヒカリが
コシヒカリでなくなってしまいます。

地味ですが、とても大切な作業なんです。

今年度も 動き出しました。
次の作業は、、苗床への種まきです。
こちら、種まきの様子です
You-tubeに↑動画↑で載せてます。
年度の種まきは、4月14~5日の予定です。
当然、取材に行きますよ~

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