価格安くて、飲み応えもあり、飲み飽きない。
そんなアイテムが、インポーター段階で終売と
なり、新たな、デイリーワインの星を発掘する
事になりました。
南仏は、日差しの強い、温暖な気候です。
シラーは、樹勢のたくましい、多産な品種です。
「南仏+シラー=お手頃ワイン」と言う公式が
出来そうなほど、お値ごろワインを生産するた
めの品種であり、産地なんです。
当然機械化されて、大規模な設備で仕込まれ
るので、玉石混交の状況は、否めません。
なので、販売するには、細心の注意深さを持っ
て、試飲してからでないと売ってはナランので
す。
しかしながら、このワインの様に、あまりにも
一般的すぎるこのワインは、試飲会に出される
ことも、正直、稀なんで、急きょ昨夜の試飲と
なりました。
合わせているパンは、
ワインと同梱で出荷する加水率100%の加ト
パンです。
ワインの味わいですが、まず、香り。
ほどよい甘さと酸を感じるジャム系のニュアン
スでした。
ワインが開く前のシラーの特徴である、
「濃厚な真っ赤なベリー系」の先制攻撃はあり
ませんでした。
これは、逆に「好感」と評価したいです。
注いで即で甘くないシラー、これは、食中酒と
して、ポイント高いと思います。過度に糖を含
んだ、べた~っとした味わいだと、合わせるフ
ードを選びますよね。そんなに、いつもいつも
トムヤムクンでもないですしね^^
このワインの適度な、果皮のミネラル感と果肉
を感じる穏やかな酸は、口の中を必要以上に甘
くせず、心地よい存在感を持って、食べ物と共
存する。そんなワインでした。
そうそう、品種がシラーなら、特に忘れちゃい
けない、ワインが開き切った時に大爆発する、
唾液腺を締め付けてくるクソ・タンニンですが、
なんと、存在しませんでした。
安心して、飲んで頂けますよ~
飲み飽きしない、料理を選ばない、
デイリーユースのためのシラー。
いかがでしょうか?
使えるワインだと思いますよん^^
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