ブルゴーニュのピノの真逆なワインになるんで
しょうか。
どちらかと言えば、黒い色合いのワインです。
グラスに注いで即を口に含むと、キテますね、
ミネラル。
真っ黒になるくらい熟した果皮の色合いを感じ
る苦渋をきっちりアピールしてきますね。
もうちょっと噛み砕いて例えると、ちょっと未
熟な硬めの杏。これをガリッとかじって感じる
渋さと酸味です。
想像するだけで、舌の根っこの唾液腺が締め上
げられる、そんな感じの味わいです。
これが、「程よく」感じられるんです。
口の中で温度が上がると、ツバを分泌させるミ
ネラルが、じわ~っと解けて、杏を思わせる甘
さを含んだ酸味に変化していきます。
ワインをグラスの中で空気と触れ合わせて開か
せていくと、果皮から由来する渋が、紅茶の芳
醇な旨味へ変化していきます。
グラスに注いで即に感じられたミネラルが、再
び現れてワインを飲みこんで、長く続く余韻を
引き締めてくれます。
ブルーチーズをバゲットに乗せてつまむとか、
くるみをつまみに呑むとか、
青椒肉絲なんかも合うでしょうね^^
くるみは、渋皮の味わいと、ワインのミネラル
が、青椒肉絲は、ピーマンの青さと、これもミ
ネラルが。ドンピシャです。自信を持って。
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