2018年4月13日金曜日

シャトー・ド・ファヨル ベルジュラック ルージュ


さて、ベルジュラックのワインです。
ブルゴーニュのピノの真逆なワインになるん
しょうか。

どちらかと言えば、黒い色合いのワインです。
グラスに注いで即を口に含むと、キテますね、
ミネラル。

真っ黒になるくらい熟した果皮の色合いを感
る苦渋をきっちりアピールしてきますね。

もうちょっと噛み砕いて例えると、ちょっと未
な硬めの杏。これをガリッとかじって感じる
渋さと酸味です。

想像するだけで、舌の根っこの唾液腺が締め上
げられる、そんな感じの味わいです。

これが、「程よく」感じられるんです。

口の中で温度が上がると、ツバを分泌させるミ
ラルが、じわ~っと解けて、杏を思わせる甘
さを含んだ酸味に変化していきます。

ワインをグラスの中で空気と触れ合わせて開か
せていくと、果皮から由来する渋が、紅茶の芳
な旨味へ変化していきます。

グラスに注いで即に感じられたミネラルが、再
現れてワインを飲みこんで、長く続く余韻を
引き締めてくれます。

ブルーチーズをバゲットに乗せてつまむとか、
くるみをつまみに呑むとか、
青椒肉絲なんかも合うでしょうね^^
くるみは、渋皮の味わいと、ワインのミネラル
が、青椒肉絲は、ピーマンの青さと、これもミ
ネラルが。ドンピシャです。自信を持って。



0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ