2018年11月18日日曜日

バートンヴィンヤーズ メタル・ブラックシラーズ

バートンヴィンヤーズ メタル ザ・ブラック シラーズ 
さてさて、真っ黒なボトルに、ちょっと悪そうなシルバーの樹脂で出来たラベルが貼ってあります、このシラーズ、ザ・ブラックシラーズなんで言ってますが、光の当たり具合で、イイカンジのすみれ色に輝いています。これ、抜いた初日って事もあるんでしょうけどね。

2日目、3日目と日にちが経過しまして、
抜いた日にちは、11月10日ですので、本日18日は、なんと、抜いて8日経過です。撮影してる時間も夜間なので、名前通りの黒っぽい色合いですね。

さて、味わいですが、酸もボケてないですし、あっ、酸っぱいと言うことでなく、骨太の苦渋味と、リキュールを思わせる、煮詰めたような濃厚な果実の味わいをワインの根底にある果実の酸が、しっかり繋ぎ止めている印象です。

8日経過も、まだまだ味わいの輪郭もボケず、しっかりした濃度と苦渋味も健在なシラーズは、まだまだ楽しめそうです。

野菜が主体のお昼なんですが、少しだけ使う牛肉、豚肉、鶏肉の脂の香ばしさを、しっかり野菜に移す調理法なんで、スパイシーなワインの香味が、料理の味わいも押し上げてくれますし、この料理だと、使われている小松菜、ニンジン、ゴボウの青っぽいニュアンスや、苦味が、シラーズ単体だと、ワインの味わいの底に沈んだままの、ボルドーワイン的な青っぽいニュアンスを、味わいの最前列に引っ張り出してくれるので、ワイン全体の味わいのボリュームが上がって、面白さが増しています。

フルボディの赤と、野菜主体の料理の相性、面白いです。是非お試しを。




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