2016年10月6日木曜日

太植えと細植えのオハナシ

こちらでは田植えにスタイルについて書い
てます。要するに田植えの際に苗のひとま
とまりを何粒のお米で構成するのか?って
事です。当店の契約農家さんは3粒で種も
みで構成しています。通常は、6粒ほどで
ひとまとまりになっています。つまり、
準より「細く植えて」もらってるんです。

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石橋さんの田んぼです。例年通りひとつの
苗を構成する米粒は3粒です。

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松崎さんの田んぼです。
石橋さん同様、苗のひとまとまりは、3粒
す。通常が6粒でひとまとまりのところ
を、半分の3粒にしているのは、足元を細
くして、風通しの良いたんぼにするためで
す。

さて、細く植えるのと、太く植えるのと、
何が具体的に「どう違う」かですね。
ACA3K1564.jpg
こちら、太く植えられた近所の稲の根元です。

IMG_6157.JPG
契約農家さんの根元はこんな感じです。
隙間が広くて、風通しが良く、イモチ
病にかかりにくいんで、農薬散布が要
りません。実際に行われる農薬散布は、
地域単位で行われる「集団防除」で、
ラジコンヘリが一度だけアミスタート
レボンSEという薬剤を一度っきり散
布するにとどまります。対して、太く
植えてあると、恒常的に農薬の散布が
必要となります。ただ、倒伏しやすい
こしひかりを、ほぼメンテフリーで育
てられるのが楽でいいんですよね。で
も、肥料は多く使うし、農薬も、けっ
こう撒かねばなりません。

当店では、安全性の観点から、手間のか
かる細植をしてもらってます。

 では、細く植えるとどうなるか?です
が、細いと、倒伏のリスクが高まります。
倒伏を回避するには、たんぼに生えてく
る雑草や、水草をこまめに除去する必要
が出てきます。その為田んぼに入る回数
も増えてきます。田んぼに入る回数が増
えると、泥が撹拌され、地中に酸素が供
給されます。こうなると、根っこが元気
になって、地中深くに根を張ってくれま
す。根っこが元気になると、稲は、分ケ
ツを繰り返して、足元細く、V字型に育
ってくれるんです。ただ、農作業は増え
るんですけどね。

お米は八十八手間なんて言いますが、ま
さにその通りなんですよ。農家の「手間」
がかかってるんで、安全でおいしいんです。

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