太陽が燦々と照り付けるバレンシアのワインです。
グラスに注ぐと、ものすごい勢いで花の香りが、それこそ、
ぶわわ~っと立ち上ってきます。
香りの勢いに驚きつつ、ワインを口に含みます。
フルーティな果実味を果皮由来の少しの苦渋が引き締めて
います。このタンニンが、なかなかしなやかで、高級感が
感じられます。
ワインをグラスの中で空気と触れ合わせてから口に含むと
たる熟成で使われたフレンチオークの樹脂に由来するバニ
ラの風味がふんわりと広がります。
バレンシアの強い陽光に鍛えられた黒い果皮と、花の香り
が印象的なワインです。
ワインは食文化の一部ってコトで、バレンシア料理を調べ
ました。なんと、バレンシアはスペインの米どころなんで
す。スペイン料理でお米と言えば、パエリアですよね。
このワインの花っぽい香りとパエリアのサフランの香りが、
驚くほど近いんです。試飲会で、グラスに注がれた時の香
りがよみがえりますね^^やっぱり、ワインは食文化の一
部なんですね^^
記憶に残る香りと味わいでした。
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