いわゆる「金賞受賞ワイン」なんて言われてる「青臭くて飲めたものではない」味わいのワイン「でした」←ホント、3年まえなら「絶対仕入れない」カテゴリーです。
しかし、ここへ来て、去年の年末くらいからでしょうか、ヨーロッパ全体の「美味しい」や「エレガント」って価値観が、大文字屋が理解できる果実味推しに大きく、それこそガラっと音がするくらいに変化したんで、そこに期待を込めて、試飲用に一本仕入れたワインなんです。
エチケットに10/15~と日にちめいた書き込みが解るかと思います。これが、実は大事なんですよ。これ、栓を抜いた日付なんです。
このボトルは10月15日に栓を抜きました。このワインは、結局8日間に渡って少しずつ飲んだんですが、ピークは、確実に3日目ですね。
それ以前は、飲んだ瞬間は「ウマイわ~」だったんですが、次の日に飲んでみると「あれれ?昨日より美味しいやん?」で3日目が、前の日より確実に美味しく感じるんです。
4日目以降は、前日には感じなかった新たな味わいの変化があったりと、美味しさ度は、変わらないんですが、色んな「味わいの展開」が感じられました。
記憶では、5日目当たりの味わいで、アフターに明確な花梨のニュアンスを感じたことが一番印象深い変化です。
初日は、やや硬さが残る味わいでした。
翌日の味わいの変化を知らなければ、十分満足のいく味わいですね。しなやかで美味しいとか表現するといんじゃないでしょうか。
3日目は、濃厚な赤い果実を感じる味わいです。酸味がかな
り柔らかくなっています。これは、シルキーって表現したくなる味わいですね。
そうそう、このワインの保存状態ですが、24度を上限で、セラーなんかを使わずに、部屋の片隅に放置です。空気を抜くバキュバンも使っておりません。一般のご家庭での保存に一番近い状態だと思います。
あんまり気を使わなくても、十分保存ができる、気軽なワインです。ぜひ、ロングランで楽しんでくださいませ。日々の変化が楽しいワインです。
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