スペインで瓶内二次発酵のカヴァを確立したコドルニウ社
が日本専売商品としてリリースしたバルセロナの白です。
このスパークリングも、大ぶりなワングラスで飲むことに
します。一般的な飲み方として、フルートグラスで、空気
と触れ合わせることなく、強めの泡感を「グイッ」とくる
飲みごたえと評価して、フードを進める食前酒的な立ち位
置ですね。
これを、一歩進めて、泡モノ単体で、味わいを掘り下げる
のが、大ぶりなワイングラスで飲むというスタイルです。
ワインは、空気と触れ合うことで、味わいが変化します。
大文字屋的には、この変化こそが、ワインの楽しみの本質
と捉えています。
スパークリングワインを飲む際の官能的なポイントは、抜
栓時の音、吹き出す炭酸ガスとともにまき散らされる香り
グラスに注ぐときの音と立ち上がる香り、注いで即の、ワ
インが開いていない状態の強い泡感と、ワインの硬い酸味
ここからスパークリングワインを、しっかりスワリングして、開かせる際に立ち上る酸が柔らかくなった果実香、開
いたワインの柔らかく変化した酸味、ビスケットを思わせ
る発酵香などが、時々刻々と変化していきます。
グラスの内面積が広い方が、この変化をより大きなものと
して感じさせてくれるんです。いっそ、デキャンターを使
ってワインを開かせてしまうのも手です。そもそもデキャ
ンターを使うやり方が紹介されていたので、ワイングラス
を使うようにしてみたんです。
ワインは、味わいや香りの変化を楽しむモノなので、デキ
ャンターより、ワイングラスですよ^^
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