2022年1月10日月曜日

ルイスガントラム ドライリースリング

 


さてさて、ドイツワインでリースリングってったら、世間
の皆様は「それ、甘口ちゃうん?」って思ってるんでしょ
う。これ、断言しても問題ないでしょう。

でも、実際にドイツ国内で流通してるワインの大部分が、
辛口である、この事実。何の事はない、日本人が ドイツか
ら「甘口を多く輸入してるだけ」なんですよ。

少し笑えるでしょ^^

このルイスガントラム ドライリースリングなんですが、辛
口と単純にかたずけれない味わいなんですよ。とにかく、
氷をブチ込んだステンのバケツを準備下さい。

大文字屋がオススメする白ワインは、温度の変化に味わい
も呼応するんで、飲み始めは、出来るだけ冷たい状態でお
願いします。

ワインをグラスに注いで、サッと曇れば合格です。

歯に沁みるくらい冷たいのを口に含むと、なかなかのボリ
ュームを感じさせるミネラルの苦渋味が「ドシン」と音が
する感覚でぶつかって来ます。

従前の辛口ドイツワインの価値観って、どこまでも澄み切
ってて、雑味を感じさせない、スキッとした酸味を感じる
辛口だったと思うんです。

しかし、ガントラムは、いい意味での雑味が豊富なんです
ね。しかし、骨太なミネラルも、口に入って温度が上がる
と、ライムを思わせる硬質な酸味に姿を変えます。

ここに最近の流行でしょうか、レモングラスの刺激も加わ
ります。さらに温度が上がると、硬かった酸が柔らかくほ
どけて、グレープフルーツから完全に苦味と渋味を抜き去
った様な旨味や白桃を思わせる甘さなんかも湧き出してき
ます。

ホントにこのワイン、温度の変化を語らねば、何の説明も
出来ませんね(笑)

締った味わいから、骨太な飲み応え、柔らかな旨味と味わ
いの振れ幅も大きなワインです。

今までちょっと無かった系ですね。

2013年3月15日に飲食のお客さんじじばばDOS
んでグラスワインのメニューに取り上げてもらいまして、
長らく売り続けて頂いております。

売れ続けるには、それなりのワケがあるんですよ^^


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