さてさて、スペインは、ラマンチャのカベルネフランです・・・
へっ??カベルネフランって?????????
そう、はてなマークが、とめどなく出まくります。
結構メジャーな国際品種の、絶対脇役であるはずのカベルネフランが、主役なんです。
何か、他の国際品種、カベソーとかですね、とブレンドされて使われるのが常な品種が、単一品種100%でワインになっていることも、正直、ビックリ仰天なんですよね~
画像は、ワイン関西ってイベントで出ていたのをたまたま試飲してノックアウトされている図です。
インポーターさんとしても、あんまりメジャーな会社でないんで、ワイン関西に来て良かったなぁ~と思いました^^
まず、香りです。
とにかく香辛料を感じます。胡椒ですね。白胡椒のような、強いフルーティな感じも含んだスパイシーなニュアンスに練れた果実味、そう、ジャムを思わせる煮込んだような果実甘さも感じられます。
次に味わいです。
ブラックコーヒー?いやいや、インスタントコーヒーをそのまま舐めたような?ってくらいの苦味が感じられ、思わずグラスを見ちゃいます。インポーターさんは、フレッシュで、バランスが取れてって書いてますが、そんな風にはとても思えないですね^^強めな苦味。その奥にある焦げ感を含んだ煮詰めた果実甘さ。バニラの風味も終盤に顔を出してきます。
食べ物との相性は、
スパイシーな香りなんで、赤身を焼いて塩コショウだけとか、胡椒をかけたら、美味しさ度が上がる料理がいいですね。トマトやデミグラス系の味わいともピッタリ。ピーマンやパプリカなんかの青っぽいニュアンスと出会うと、ワインの奥底にあるボルドー的なエレガンスも顕在化してくれて、味わいのボリュームが広がります。
カベルネフラン単一品種でのワインってだけでも、おお?!なのに、それがフランスでなくスペインのラマンチャに存在するってのに、おおおお?!?!?!ってなります。
少しワインの事がわかり始めてきた方は、是非!!