2021年12月7日火曜日

TAPIZ カベルネソービニオン

「四国の超マイナーなインポーター」って
書いてます通り初老のおじいさんが社長さ
んの会社のワインです。扱ってるワインも
このタピス一社だけなんです。

なんともコアな会社でしょ^^

2013年のワイン関西ってイベントで、
会場をふら~っと歩いてて、偶然立ち寄っ
たんです。

アルゼンチンのワイナリーで、販売しやす
い価格のワインを探してたのもあり、とり
あえず、試飲してみようってカベ・ソーを
飲んで、もうビックり^^

すばらしいバランスだったんです。

ワインをグラスに注いで即、口に含むと、
味わわれるのを拒んでるかのような、ゴツ
ゴツとした硬いニュアンスがあります。

これは、アルゼンチンのワインには、無い
と淋しい種類のものです。ここからワイン
が空気となじんで柔らかくほどけていく様
は、なかなかのドラマなんですよね。

開いていく過程で、樽由来のカカオを思わ
せるニュアンスや、果皮由来の渋が、紅茶
の芳醇な渋へ姿を変えていくのが、現れて。

それぞれが、複雑に何重にも重なっていく
んです。

マイナーなインポーターだからこそ、扱っ
ていかないとね。

まさに掘りだしものなんですから^^


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