メルローのワインって、どんなイメージでしょうか?
カベルネソービ二オンとならぶ国際品種です。
本当に広い範囲で栽培されております。
品種として、やや乾いた気候を求めるカベルネと、
少しの湿度を好むメルローです。
土壌としては、水はけのよい畑を好むカベルネと、
粘土質を好むメルローです。
どちらも、国際品種として双璧をなしていますが、
指向性が真逆なんですね^^
味わいとしては、
カシスを思わせるチャーミングな酸が看板のカベルネと、
煮詰めたり干して味わいの密度を上げた、ドライプラムの
ような凝縮感のある果実味が特徴のメルローです。
メルローの初日は、味わいが開いていないことの方が多いですね。
この安☆ウマなメルローも、初日より断然3日目の方が味わいに深み
が感じられます。税込み679円です。樽熟成も、当然ですがされてお
りません。ワイン造りの大きな分類としては、搾汁圧の高いボルドー
スタイルですね。収穫したブドウの房のまま強い圧力でプレスされて
果皮や、軸、種子の見紙や渋さ、青っぽさも残さず果汁にまとわせて
発酵をさせていくので、色合いも深いものになりますね。
香りは、初日より、2日目、2日目より3日目が、練れた感じがして、
個人的に好みです。カベルネのカシス香とは、一線を画す、やや甘さ
を含んだプラムの香りと、ビターチョコの香ばしさ、マラスキーノチ
ェリー的な香り、オリエンタルなスパイス(クローブ)黒胡椒、ユー
カリなんかが複雑に絡み合った香りがします。
3日目を口に含めば、ちょっと驚きの凝縮感です。
品種特有の土っぽい感じ、芳醇な紅茶の渋、真っ黒なビターチョコの
心地よい苦味とドライプラムをグシャッと噛み潰したような甘さなん
かが口の中で混ざり合ってます。まぁ、リッチです^^
ワインは、価格でないなぁ~
率直に思えるワインですね。
なんとか3日目を!
すぐに飲まないで~
0 件のコメント:
コメントを投稿