2018年1月15日月曜日

Ch ラフォレ ACボルドー ルージュ

シャトー・ラフォレ AC ボルドー・ルージュ
このインポーターのいわゆる金賞受賞ワインは、ハズレがない印象です。

以前のブログで、名前は出しませんが、とある酒販問屋さんが直輸入した
金賞受賞ワインを6アイテム、とりあえず買ってみて、自分で作った料理
と合わせてみて、おいしけりゃ仕入れよう、ってのをやってみたんです。
そしたら、6アイテム、すべて、超マズイ!!

普通、そんな事って、まず無いんですけどね~あって、6アイテム中1~2
アイテムが不味いとかなんですけどね^^全滅ってのも稀有なケースでし
た。

さて、ラフォレですが、注いで即だと、果皮の苦渋が硬くて、いい意味で
の飲みごたえ感を演出してくれています。搾汁圧が強いワインらしく、軸
や種子に由来するタンニンも、ギリギリの青っぽさ含みつつ感じられます。
少し前の「ボルドー美味しい基準」的な味わいです。

スワリングして、ワインと空気を触れ合わせると、カカオを思わせる心地
よい焦げ感も感じられ、リッチな印象です。

このワインも、ロングランテイスティングをしております。味わいの移り
変わりは、初日より2日目。2日目より3日目と、日に日においしさ度が
上がっていく印象です。一番顕著なのが、タンニンのキメですね。初日の
粗さが、日に日にシルキーな印象に変化していくんです。3日目以降も、
果実の酸がダレることなく、味わいの要素をつなぎとめてくれてる印象で
す。4日目以降にアフターに明確に表れる花梨のニュアンスが個人的にダ
イスキです。

合わせるなら、牛肉のイメージですね。画像の料理は、コストコのリブフ
ィンガーといういわゆる「中落カルビ」をニンニク塩麹と赤味噌で味付け
した料理です。スパイスには、グリーンカレーペーストを使っています。
ワインに含まれる青っぽいニュアンスが、ピーマンや人参の青っぽさとか
なり相性がいいんですよね。また、青唐辛子が使われているグリオーンカ
レーにも青さが含まれるんで、相性の距離感が、縮まります。


そうそう、是非とも試していただきたいのが、目玉焼きです。苦渋味が強い
ワインほど相性がいいように感じます。まるで、ワインとチーズの関係を思
わせる相性の良さですね。画像の目玉焼きには、マスタードスプラウトと言
う辛子の種を発芽させたものが散らされています。味わい的には、粒マスタ
ードのような辛さが感じられるんです。これが、果皮の油脂分に由来するス
パイシーな香味と合うんですよね~これが無くっても、黒胡椒をガリガリか
ければ、ワインの持つスパイシーな香味とピタッとハマるんで、是非お試し
下さい。

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