2019年1月6日日曜日

太らない食習慣☆赤身スジ肉と青梗菜の旨味出汁炒め

スペインは、バレンシア地方のアルト・トゥーリアという標高1100mの高地で発見された「ベルドシッラ」と言う品種で出来たワインです。

「オストラス ペドリン」って、スペイン語で、オーマイガッ!って意味なんですと。

味わい的には、洋梨、メロン、白い花の香りで、青リンゴを思わせる酸に少しの渋みを絡めた味わいです。

この渋みが野菜の青っぽいニュアンスと、なかなかの絡みを演じます。味付けは、いつもの旨味出汁です。


味わいの根本である肉の旨味は、業務スーパーマストバイ「牛赤身スジ肉」68g→ま、100g弱ってとこですね。冷凍なんで、電子レンジで解凍して、蓋をしてテフロンのフライパンで、表面を意識的に焦がして脂の甘さと香ばしさを出してから、オイルコーティングした野菜と一緒にしておきます。

材料です。
青梗菜、茄子、ニンジン、ゴボウに牛赤身スジ肉です。
「太らない食習慣」って切り口で、日々のお昼を酒屋の店舗で自炊しているんですが、この食習慣に欠かせないのが「咀嚼回数を稼ぐ」演出ですね。
私見ですが、味付けが濃くなると、お米を必要以上に食べる展開になり、炭水化物過剰摂取となり、体重増になるんですよね。咀嚼回数が増えると、薄味でも濃く感じてきます(←と実感しています)し、満腹感もしっかり感じられ、満足感がある食事となる気がします。
そのため、ニンジンとゴボウは繊維に対して縦方向にスライスしています。

五十嵐美幸シェフの青梗菜を炒める料理がベースになっています。野菜をアルデンテに仕上げるスタイルをもう少し自分なりにアレンジしまして、加熱時間で3つのグループに分けて調理しています。
上の人参、茄子、ごぼうのグループが一番火の通りが遅いグループで、
下の右の青梗菜の軸部が次に遅い分類で、青梗菜の葉っぱは、一番早く火が通ります。
具材には、グレープシードオイルをまぶして、表面をオイルコーティングしています。こうすることで、中華の「油通し」と同じ効果が得られます。


表面を意識的に焦がした牛赤身スジ肉は、フライパンに残る炒め汁も残さずボウルに移します。こうすることで、野菜に脂の旨味がしっかり移ります。

☆味付け☆
オイスターソース・小さじ1~2
ニンニク塩麹・大さじ1
マヨネーズウ・大さじ1
乾燥タマネギ・大さじ1
タバスコ ハラペーニョソース・ひとふり
カレーパウダー・小さじ1/8(ほんの少し)
黒酢・小さじ2~3
水・150ml
しっかり溶かしてから、ふたをして、強火で沸騰させます。

沸騰したら火の通りの遅いグループから順にフライパンに入れて、旨味出汁と良く絡めてから蓋をして、強火のまま加熱していきます。
加熱時間は、火の通りの一番遅いグループは、1分半、次の軸が30秒で、柔らかな青梗菜の葉っぱも1分です。それぞれののべ加熱時間は、3分、1分30秒、1分になります。


↑これは、最後の青梗菜の葉っぱを投入して、全体を良く混ぜ合わせたところです。
この状態にしてから、蓋をして1分加熱します。


蓋をして1分の加熱が済めば、火を消して、旨味出汁と具材を分離します。元々のレシピには、中華出汁の素が使われていますので、炒め汁を詰めなくても、味わいの輪郭はしっかりしているんで、味わい的に成立します。

化学調味料を使わない当レシピは、炒め汁を画像程度まで詰めた状態にしてから具材と絡めることで、薄味でも十分満足の出来る味わいになってます。
カレーパウダー←小さじに1/8程度なんで、食べても入ってるかどうかなんて、作った人にしか分からない程度です。ここに黒酢が小さじ1〜2程度に、タバスコのハラペーニョソース、これも、ひとふりだけなんで、絶対作った人にしか、その存在を指摘できない量です。
この3つの調味料が青梗菜の青っぽいニュアンス、ゴボウのほろ苦さ、人参と茄子の青っぽい感じを美味しさに引っ張り上げてくれます。まさに隠し味ですね。
アルデンテに仕上げた野菜の食感と、青っぽさを美味しさに引き上げた隠し味、それを支える肉の脂の香ばしさと旨味。
しっかり噛みしめて感じる満足感と満腹感。
野菜が主体で満腹になりますんで、ホント太りませんよ~



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