2018年2月26日月曜日

コスパワイン、くわしく~

レジ横コスパワイン、定番ワインの紹介です。
安かろう、不味かろうでは、セレクターである酒屋の
職務を果たせてないですよね^^
安心してください、全部飲んでますから。
↑この安・ウマなチリワインたち、実は、業務用で大
活躍だったりします。業務用でリピートされてるって
ことは、飲食店の利益が乗った価格でも、存在価値が
あるって事です。期待は裏切りませんよ~

↑この6本は、けっこうな人数のお客様にお買い上げ
頂いております。しっかりした味わいを感じるワイン
なので、満足感が高いからなんでしょうね。

ロバートソンシラーズ
↑こちらは、全て南アのワインになります。全部のワイン
に言えることですが、ほかの産地のワインに比べて濃度が
高いですね。しっかりした味わいのワインがお手頃価格で
楽しんでいただけます。

グラスペッロ
↑こちら、イタリアのわいんになります。左の2本が、イタリ
アと言うより、スイスとの国境の近くのトレンンッティーノ・
アルト・アディジェという産地のワインです。メルローとカ
ベルネなんですが、しっかりした濃度を感じる味わいは、価
格以上の満足感がありますね。右側のワインは、プーリア州
メルローとカベルネフランのブレンドです。こちらは、チャ
ーミングな明るい果実味にあふれた味わいです。少し冷やし
て飲んでもらってもいいんじゃないでしょうか。

レジ横コスパワインは、気軽に開けていただけるスクリュー
キャップのワインを多く入れております。以前のスクリュー
キャップ=安物ってイメージは、試飲会に行っていて感じな
くなってます。ニュージーランドやオーストラリアのワイン
にいたっては、コルクのワインを探すのが困難な状況です^^

スクリューキャップの利点として、きちんと栓が出来ること
ですね。ちなみにこちらに出ておりますワインは、基本的に
3日目が一番おいしいワインになってますんで、焦って飲んで
いただかなくても問題ありません。大文字屋もロングランテ
イスティングと称して1週間くらいかけて少しずつ飲んだりし
ておりますが、充分美味しいと評価できる味わいで7日間飲む
ことが出来るワインばかりです。

お手頃価格ですが、じっくり楽しんでいただけるかと^^


ワイン通販.COM selected by 大文字屋

2018年2月10日土曜日

末本 理恵様 提案書

お待たせしました、ワインの提案書です。

先ずは、ご要望のあったワインから。








↑ここにもう一本加えるなら、
このあたり↓は、いかがでしょ??

↑ロゼワインで、桜の酵母を使ってるんで話題性もあるし、
かなり美味しいです。

↑ルーマニアのワインです。バニラ香とパッションフルーツ香
が印象的です。

↑要望のあったシャトーラポヂャッドの少し安い版です。
これも、独特のジリッとした苦味が印象的です。
品種も作ってる場所も同じなんですが、畑の格付けが違う
ので、ポヂャッドのブドウ品種はオーセロワを名乗ること
出来ますが、こちらはマルベックになります。
ま、コスパがよろしいということで。

↑苦み走ったのがお好みの様なので、おそらくサンジョベーゼ種
で一番苦渋味が強いであろう一本です。

↑ちなみに、こちらが標準的なサンジョベーゼです。チャーミングな
酸味と、ポッテリした果実味がイイカンジです。

ティレルズ ロストブロック カベルネソービニオン
↑上のと↓下のは、骨太がお好みなら飲まない手はない
オーストラリアのカベルネとシラーズです。
ワインだけでおなかが、ふくれそうです。

ティレルズ ロストブロック シラーズ



あとは、スパークリングワインを適当にセレクトしてくださいな~

お待たせしまして申し訳ありませんでした。

6本から送料無料で、前回の納品分をFBに投稿してくださいまし
たので、SNS割引300円もさせてもらいます。

ご検討、よろしくお願いします。

2018年2月8日木曜日

ヴァイン イン フレイム シャルドネ

これまた、ニッチなワインです^^ルーマニアのシャルドネです。
ムム??ルーマニア・・・最近話題のジョージアワインみたいに
高いのとちゃうの??←となんとなくグルジアのワインと混同し
てましたよ(大笑)税抜き1500円です、ハイ。

これなら、十分当店の守備範囲です。もう、ルーマニアのワインが
思ったほど安かったんで、飲む前から仕入れる気、全開でしたね^^
さて、みずからハードルを上げまくってからのひとくち・・・

来てますねぇ~←ミスターマリック張りのつぶやきが出てしまいま
した。少しスワリングをくれてやると、グラスからムンムンとトロ
ピカルフルーツを感じさせる甘酸っぱい香りに樽のバニラがミッチ
リと絡んでます。口に含めば、分厚い果実の旨味と、それを支える
しっかりした酸と、樽材の油脂分に由来する苦味が、味わいにどっ
しりした安定感を与えています。

これ、ルーマニアだから、とりあえず飲んどきましょか、的なイロ
モノ的な立ち位置でなく、何回もついつい買っちゃうリピートワイ
ンになりえる味わいだと思います。

どないでっしゃろ?? 商品説明に戻ります

2018年2月7日水曜日

くずまきワインさくらワイン

 世間ではロゼが売れてるそうで、試飲会にもロゼでズラッと色んな国
ワインを並べてたりしますね。日本のワイナリーも積極的にロゼを作
ています。

 その流れで、この岩手県の、ホント、地の果てにあるイメージのワイ
リーさんからは、豊北3県の山葡萄由来の3品種から作ったワインが出
いました。「ニホン山ぶどう」「国豊3号」「ワイングランド」と言
品種になります。これらの品種は、赤ワイン用の国際品種なみに果皮
分厚く、果実が小さな品種なります。

 ワインからは、かすかに桜の花の香りがするのにはハッとさせられま
ね。さくら酵母由来の香りですね。その香りに、カシスや少し酸を含
んだイチゴの様な香りが混ざる感じです。

 冷たいのを口に含むと、山葡萄の果皮の苦渋とアオリンゴを思わせる
ャープな酸が感じられ爽やかな印象です。口の中で温度が上がると、
ャープな酸が、サッと解けて果実の甘みがじんわり湧き出てきます。
初の酸のニュアンスがほの甘い、ふんわりした印象に変わり、ワイン
飲みこむと、最初の果皮の苦渋が少しだけ戻ってきて、口の中をリセ
トしてくれます。

 最初の酸と最後の少しの苦渋があるおかげで、抜群の食中酒になりま
ね。基本合わせる料理は選びませんが、脂を感じる中華、焼き鳥、ト
ト味の料理なんかが、似合いそうですね。

2018年2月6日火曜日

シャトーマルス 甲州オレンヂ・グリ

巷で話題のオレンジワインです。そもそもオレンジワインって??
ですよね。ワインには、赤ワインと白ワインにロゼワインでしたよね
今までは。

ここで、白ワインと赤ワインの作り方で、根本的に違う点はと言いま
すと、赤ワインは、いわゆる黒ブドウから作ります。
そう、果皮が黒いカベルネだったり、メルローから作るのが赤ワイン
です。
赤ワインには、果皮の色素やタンニン、種や軸の青っぽい渋味なんか
もワインにまとわせるので、果実を軸から外さずに搾汁します。
ワインは、逆に軸や果皮、種子を取り除いた果汁のみで造るのが今
までは普通でした。

白ワインを造るのには、基本的にシャルドネなどの緑色をした果皮の
ブドウが使われるのですが、灰色の果皮の品種からも多くの白ワイン
が生み出されています。日本では、食用のデラウエアが、灰色品種の
代表格ですね。ワイン用の品種なら甲州が広く知られています。
オレンジワインとは、白ワインを造る品種を使って赤ワインを造るよ
うに仕込まれたワインを指します。
つまり、赤ワインのように、果実を軸から外さずに、果皮や軸、種子
と一緒にプレスした状態のまま発酵を始めさせるんです。
こうすると、発酵が進む果汁に色素が存在する灰色の果皮が接触し続
けるために、仕上がったワインに果皮の色素が移るんです。

見た目では色素だけですが、赤ワインのように果皮の油脂分や軸や種
子の青っぽい渋味もワインにまとわされるので、果汁だけで仕込む白
ワインとは比べ物にならないくらいの複雑な味わいに仕上がります。

甲州オランジュ・グリは、心地よい果皮の苦味や軸、種子の渋が程よ
く感じられ、ほんのりした果実甘さを引き締めてくれています。
特筆なのは、余韻の長さですね。じんわりと口の中を満たしてくれる
蜜リンゴのニュアンスとほろ苦さ。
少し果実甘さを残しての、果皮や軸、種子の苦渋を引き締めで使う演
出がワイン全体の味わいに深みを与えています。
試飲会会場で、思わず仕入れ先に電話をして衝動的に発注しちゃった
大文字屋の気持ちも、一口飲んで下されれば、ナルホドってなります。
これは、飲まない手は無いですよ~


2018年2月5日月曜日

こんな感じに焼きあがりました。


今回のバージョンは、焼く前に霧吹きでしっかり水をかけております。
こうすると、生地の小麦が糊化して、表皮がより硬く分厚く焼きあが
ります。お召し上がりの際は、一度トーストしてから一旦常温まで冷
ましてから再度トーストしていただくと、小気味よい歯ごたえが戻り
ます。


出荷はこんな感じとなってます。


残りの半分は、大文字屋のお昼となりました。先ほどの「喉焼き」を
しておりますので、表皮が硬く香ばしく、そこそこ美味しく食べれま
した。二度焼き、是非、お試しください。