じゃないですかねぇ。扱い始めたころは、
オレゴンのワインのような綺麗な酸味が、
エレガントな高級感を感じさせるワインだ
ったんです。
これが、2017年あたりから、エゲツな
い還元臭の、全く高貴な印象のワインじゃ
無くなったんです。
このエゲつない傾向は、2018年も、還
元臭は、感じられましたね。
ただ、還元臭は、ある程度寝かせれば軽く
なるようで、仕入れて即冷蔵庫で1年間保
管すると、還元臭が、かなり軽くなり、味
わいの説明があること前提で、販売可能と
判断し、販売していました。
そして、2019年です。
還元臭は、あるものの、2018年とくら
べると、かなり軽かったです。このくらい
の還元臭だと、ビオワインっぽい印象と、
肯定的に感じられるんじゃないでしょうか。
キレイとは、言えませんが、酸味と、ミネ
ラルのバランス、少し主張してくるタンニ
ンと果実甘さはイイ感じですね。
ただ、販売の際は「BIOっぽいニュアンス
ありますよ」と、ひとこと添える気配りは、
必要だと思いますね。
このワインを飲んでると、同じ産地で、同
じような気候なのに、出来上がりで、ここ
まで印象が変わる事実に圧倒されますね。
やっぱり、ワインは飲まなきゃ売れません。
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