2018年8月27日月曜日

生ビールサーバーの構造です。

瞬冷式サーバー 

瞬冷サーバー
これが、居酒屋さんとかで目にする生ビールのサーバーで「瞬冷式サーバー」と呼んでいます。上の写真の左側がその外観です。大きさは、冷却能力によって様々ですが、縦横それぞれ30cm、高さ50cm程度とコンパクトなサイズです。

上の画像の右側の銀色のコイル状の周りには銅の冷却液が循環している冷凍機がありまして、そこに氷が張った状態になって銀色のコイルを常に冷やしています。このコイルは10m以上の長さがあり、ビールはこのコイルの中を通り抜ける間に周りの氷水で瞬間的に冷却され、出口から出てくる時には飲みごろの温度になっているというわけです。

2018年8月15日水曜日

ファルネーゼ ロッソレアーレ I.G.T.テッレ・ディ・キエテイ

ファルネーゼと言えば、名古屋の大手インポーターが、それこそ、上から下まで幅広く輸入しいているワイナリーですね。この I.G.T.テッレ・ディ・キエテイは、一番リーズナブルな商品となってます。

リーズナブルですが、美味しくなくちゃ、酒屋のシゴトとしては、失格なんで、当たり前ですが、試飲会で飲んでから仕入れております。

まず、グラスの色です。赤ワイン好きなら、ず~~っと見ちゃう色合いじゃないでしょうか。引きこまれそうなルビーレッドのグラスを大文字屋もじ~~っとみてた事を思い出します。

グラスに花を近づけると、華やかなフルーティな酸と花の香りが混ざったような香りを感じます。

口に含めば、最初、チリチリした果皮の油脂分に由来する苦渋が感じられます。ワインが口の中で温まると、苦渋は、湧き出してくるベリー系の味わいにその位置を追われます。

サンジョベーゼ100%のワインです。品種の持ち味の良いところを最大限に引き出した味わいですね。

合わせるなら、トマト風味のパスタや、ピザなんかがピタッと来るんじゃないでしょうか。ワインの酸味と奥底に隠れている青っぽさが、トマトの甘さや青さと絡むと味わいの最前列に出てきてくれるんで、ワインの味わいを厚くしてくれます。

ワインとお野菜、意識して合わせてみてください。
味わいの変化が面白いですよ^^


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アラミス レッド タナ+シラー

さて、南西地区は、マディランのタナ主体の赤ワインです。マディランで、タナと言えば、AOC格だと、平気で3000円はしますよね~で、得てして、ソウイウシロモノは、グラスに注いで、かなりの時間が過ぎないと、本来の美味しさが発揮されなかったりします。高いのに、注いで即だと、正直美味しくないんです。

そんなアホなことあります??

大文字屋が提案するワインは、注いで即で美味しくなきゃ、ダメなんです^^

さて、基本的に苦くて、渋くてがホントのAOCマディランのタナ種から出来たワインなんですが、こいつはタナ75%のシラーが25%の比率でブレンドされてるんですよね。

シラーの開く前の酸を含まない真っ赤な果実感を上手に利用して、注いで即の硬さを和らげています。

空気と触れ合って行くごとに果実味がじわじわ出てくるので、最終、苦渋味は強く感じず、ふんわりした印象になってくれます。

できれば、ですが、このワインも、搾汁圧の高いワインに分類されるんですが、こういうワインは特に、栓を開けて3日目の味わいがピークだったりします。

丸くなったタンニンの向こう側に見え隠れする繊細な味わい。これを是非楽しんでください。

料理との相性ですが、タナやシラーは肉料理と合わせるのが定石とされています。これは、ワインを香辛料と見立てて、食材に、この場合だと、果皮の油脂に由来するスパイシーな香りを胡椒に見立てて、合わせています。ワインはあくまで脇役なんですよね。

大文字屋的には、ワインを主とする考え方で、敢えて野菜の青っぽいニュアンスと合わせるようにしています。

ワイン単体や、お肉とだと、ワインの奥底に隠れてしまっている果皮や軸、種子の青さやエグさが、前に出ません。

青っぽい野菜、例えば、ピーマンと合わせると、ワインの奥底に隠れていた青っぽいニュアンスを顕在化してくれて、味わいの要素として認識させてくれるんです。

つまり、ワインの味わいの要素が増えたように感じるんです。野菜と合わせると、明らかにワインの味わいに厚みが感じられるようになりますんで、是非トライください。




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2018年8月2日木曜日

ドメーヌアランブリュモン ガスコーニュ ロゼ

薄毛対策で、毎日全卵2個を使った目玉焼きを
食べております50を超えるとさすがにイロイ
ロな不具合が起こってくるんですよね^^

とにかく、薄毛問題は解決しまして、もはや目
玉焼きを無理して食べなくても良くなったんで
すが、これが、ワインと、とても合うんですよ
ね。

画像の目玉焼きには、赤と緑の粒胡椒がかかっ
てるんですが、胡椒のスパイシーな香りとワイ
ンの香りがシンクロして、ワイン飲みの心をく
すぐります。

ガスコーニュの白ワインは、コロンバールやグ
ロマンサンなどの、レモンを思わせるくらいの
ストレートで爽やかな酸味が特徴なんですが、
このタナ種からできているロゼにも、はっきり
した爽やかな酸味があります。

この酸味が、色んな食べ物との相性を良くして
くれてるんでしょうね。ホント、食べ物を選ば
ない印象です。

揚げたての唐揚げなんかと合わせたら、油の香
ばしい味わいと絶対ピッタリでしょうね。