さて、南西地区は、マディランのタナ主体の赤ワインです。マディランで、タナと言えば、AOC格だと、平気で3000円はしますよね~で、得てして、ソウイウシロモノは、グラスに注いで、かなりの時間が過ぎないと、本来の美味しさが発揮されなかったりします。高いのに、注いで即だと、正直美味しくないんです。
そんなアホなことあります??
大文字屋が提案するワインは、注いで即で美味しくなきゃ、ダメなんです^^
さて、基本的に苦くて、渋くてがホントのAOCマディランのタナ種から出来たワインなんですが、こいつはタナ75%のシラーが25%の比率でブレンドされてるんですよね。
シラーの開く前の酸を含まない真っ赤な果実感を上手に利用して、注いで即の硬さを和らげています。
空気と触れ合って行くごとに果実味がじわじわ出てくるので、最終、苦渋味は強く感じず、ふんわりした印象になってくれます。
できれば、ですが、このワインも、搾汁圧の高いワインに分類されるんですが、こういうワインは特に、栓を開けて3日目の味わいがピークだったりします。
丸くなったタンニンの向こう側に見え隠れする繊細な味わい。これを是非楽しんでください。
料理との相性ですが、タナやシラーは肉料理と合わせるのが定石とされています。これは、ワインを香辛料と見立てて、食材に、この場合だと、果皮の油脂に由来するスパイシーな香りを胡椒に見立てて、合わせています。ワインはあくまで脇役なんですよね。
大文字屋的には、ワインを主とする考え方で、敢えて野菜の青っぽいニュアンスと合わせるようにしています。
ワイン単体や、お肉とだと、ワインの奥底に隠れてしまっている果皮や軸、種子の青さやエグさが、前に出ません。
青っぽい野菜、例えば、ピーマンと合わせると、ワインの奥底に隠れていた青っぽいニュアンスを顕在化してくれて、味わいの要素として認識させてくれるんです。
つまり、ワインの味わいの要素が増えたように感じるんです。野菜と合わせると、明らかにワインの味わいに厚みが感じられるようになりますんで、是非トライください。
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